※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「岡山、パワースポット」とインターネット検索をすると
必ず上位に表示されるのが吉備津神社です。

そんな吉備津神社、どうしてパワースポットと呼ばれるようになったのでしょうか。

そこには岡山で有名な桃太郎が関係していることをご存知ですか?

歴史から見所、ご利益などもこちらでご紹介していきますので、
吉備津神社の魅力に迫り、ぜひ興味を抱いて足を運んでくださいね。
 

スポンサーリンク
  
 

アクセス

(1)JR桃太郎線「吉備津」駅から徒歩で10分
(2)岡山自動車自動「岡山総社IC」から車で20分
(3)山陽自動車道「岡山IC」から車で15分


 

吉備津神社の歴史

早速ですが、吉備津神社の歴史を紐解いていくと、桃太郎伝説について語る必要があります。

現代では桃太郎伝説と呼ばれていますが実際には「温羅(うら)伝説」と言います。

温羅とは桃太郎伝説にあたる鬼を指し、
祀りごとに反対していたとする説や悪いこと、乱暴を働くなどしていた者たちです。

祟神天皇の時代に、温羅たちのせいで荒れていた吉備国を平定するために、
第七代考霊天皇の王子である、彦五十狭斧彦命が山陽道を進軍しました。

温羅との激闘の末温羅を捉え、吉備津神社国に平和をもたらしたと言われています。

桃から生まれた~などは岡山の名産からなのでしょうか。

そして、温羅よりその地を納めたということで「吉備冠者」の名を献上された後、吉備津彦命と名乗ったのです。

まさしくこの吉備津彦命が桃太郎のモデルとなっています。

そして、吉備津彦命が祀られているのが吉備津神社なのです。

吉備津神社から10キロの距離には「鬼ノ城跡」という朝鮮式のお城を見ることもでき、
子供達に親しまれている桃太郎伝説は全てが嘘ということは言えないのかもしれませんね。

・第二の歴史

こちらはおまけとしてご紹介します。

上記の歴史は通説で、実は他にも説があります。

歴史は過去を私たちが見ることはできないので、実際の真実は分からないものです。
しかし、様々な説を知ることでロマンを感じる方もいるのではありませんか。

実は、吉備津彦命自身が温羅だったというものです。

温羅は朝鮮半島の当時百済国の皇子だったと言われています。

そして、百済から製鉄技術を持ち込んだ人物でもあります。

朝廷は吉備国の製鉄技術が広まり、
力をつけてくることを恐れ温羅を捕獲し殺害しました。

しかし、温羅は暴れるような人物ではなく
温厚でその地の人との信頼関係もあったことから、
吉備国の人の不満や氾濫を恐れ、
神として吉備津神社を建立し祀ったと言われています。

では、どうして温羅は乱暴をするような人物だと言い伝えられているのか…

それは製鉄技術が広がることを恐れただけで捕獲し殺害したことを正当化するために、
鬼のような人物だったとでっち上げた、という話です。

この説ですと、先ほどお話をした朝鮮式の鬼ノ城の説明も出来そうですね。

歴史は分かっていることと、想像しなければならないことがあるから面白いものです。
 

吉備津神社は「神の山」としてパワースポットとなっている

吉備津神社の後ろには吉備津彦命が葬られた吉備山中があります。

とっても小さな山ではありますが古来からあり、神の山と呼ばれています。

その所以に、巨大な「天津磐座」と呼ばれる神を祀る石があることや、
神の域を示していると言われている列石「磐境」があるからです。
 

神にまつわるものがこの小さな山にあること、
そしてそこを訪れた人は「空気が違う」「厳かな雰囲気だった」と
口を揃えていることで有名なパワースポットとなっています。
 
そして吉備山中のパワーを与えられているのが吉備津神社です。
 

吉備山中では、「天津磐座」「磐境」、吉備津神社では拝殿へと続く階段が
最高のパワースポットと言われています。

ぜひ、吉備津神社への参拝を終えられたら裏にある吉備山中にも足を運びましょう

【参考】境内マップ 
 

スポンサーリンク

吉備津神社のおすすめスポット!

吉備津神社は、祟神天皇の時代に建立されていますが、
現在の吉備津神社は1405年の足利義満時代に再建されたものです。

それでも600年以上の歴史がありますので、どこを見ても感動します。

その中でも特に必ず訪れ、
そしてしっかりと感じ、目に焼き付けていただきたい場所があります。

吉備津造りは国宝

吉備津造りと呼ばれる入母屋の千鳥破風が二つ並んだ大きな屋根は「比翼入母屋造り」というものです。
 
どうして吉備津造りと言われるのかは、全国を探しても吉備津神社にしかない珍しいものだからです。
二つの屋根は夫婦が寄り添っているようにも見えて、国宝に指定されています。
カップルや夫婦で訪れる際には、ぜひ立ち寄ってしっかりと見て欲しいものです。
 

美しい回廊

吉備津神社にはそれは美しい回廊があり、本殿と本宮社を繋いでいます。

もちろん参拝者は回廊を歩くことができ、吉備津神社の歴史を感じられます。

回廊は400メートルほどで、安土桃山時代に再建されたものですのでこちらも400年以上そこにあるものです。

この地は土地に勾配があり、その勾配に沿って作られているにも関わらず、まっすぐに伸びているのです。
 

鳴釜殿

温羅伝説の話になりますが、殺害された温羅は頭を切り落とされましたが、
死してもなお大声で唸り声を上げ続けていました。

そこで温羅の頭を釜殿に埋めることで静かにさせようとしたのです。
 
しかし、それでも唸り声は聞こえていました。

ある日、吉備津彦命の夢に温羅が現れ
「私の首の上で祀る釜で供え用の食事を作るように、
事が起きた時この竃(かまど)の前に来れば、
幸あれば豊かに、災いあれば荒く鳴ろう」と告げたことで、
吉備津彦命はそのまま実行すると、唸り声はやみました。

 

吉備津神社に訪れた際には鳴釜殿で占いをすることができます。
その起源が温羅と吉備津彦命の繋がりにもなっています。
 

鳴釜殿にて火をかけた釜の音を希望者は聞くことができます。

その音の大きさによって吉凶を占うのです、これを「鳴釜神事」と言います。

ちなみに吉凶を判断するのは占い希望者ですので、
感じたことが答えということになりますね。

金曜日以外の14時まで受付をしています。
 

神の山

吉備津神社まで足を運んだのなら、
パワースポットとして有名な神の山、吉備山中にも足を伸ばしましょう。
 

特に吉備中山の最高峰である龍王山を目指すと上記した、天津磐座や磐境があります。

最もパワーが強いと言われているのは、吉備津彦命の墓だと言われている
中山茶臼山古墳群への向かう途中の道です。

 

道中、自然石が並んでいて岩がゴロゴロしている印象を受けます。

その中の一つには石仏が刻まれていて、側面に穴がうがたれています。
穴観音と呼ばれるものですが、この穴に耳を澄ますことで、
いにしえの記憶「潮騒が聞こえる」という言い伝えがあるのです。
 

また、古墳群がひしめきあい、歴史好きには堪らない場所です。

そして頂上からの眺めは最高で、低い山ではありますが
岡山平野、児島湾、そして香川県の小豆島まで望むことができる、
素敵なパワースポットです。
 

吉備津神社のご利益

   ・五穀豊穣
   ・武運長久
   ・慈愛
   ・長寿

これらは、吉備津彦命の温羅退治が関係しているようですね。
武運長久とは、必勝祈願のようなもの、戦いに勝つというものです。

   ・子授け
   ・縁結び
   ・安産
   ・育児
   ・病気平癒
   ・商売繁盛
   ・学業成就
   ・方災除け
   ・雨乞い
   ・衰運を福運に開く

温羅を退治した吉備津彦命のような立派で健康な子供が欲しい、
またはそのようになって欲しいというご利益もあります。

基本的には、「声に出して人に言えるようなことならば神に祈ってもいいそうですよ。」

歴史などからこのようなご利益が言われていますが、ご利益は無限に広がるとも言えますね。
 

吉備津神社を参拝したら立ち寄って

吉備津神社を参拝し、パワーを授けられ、そして程よく疲労を感じお腹も減ってきます。

そこで吉備津神社を参拝した後には、「備中白桃花」という日本料理のお店に寄りましょう。
 

落ち着いた店内には、愛想の良い女将さんが丁寧に作られた食事を運んでくれますよ。

お刺身や茶碗蒸しなどの日本料理に、
それまで感じた日本の歴史を重ね合わせてみてくださいね。

素敵な一日の締めくくりになりますよ。

住所:岡山市北区立田9-5-1
電話:080-4551-8910

まとめ

「桃太郎伝説の残る吉備津神社について~岡山一のパワースポットについてご紹介しました。

吉備津神社には桃太郎のモデルとなった温羅伝説というものがあります。

そして岡山一のパワースポットでもありますので、
境内だけでなく神の山にもぜひ足を運んで不思議なパワーを授かってくださいね

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
こちらも参考にしてください。
初詣は吉備津神社に!ご利益、ご祈祷やイベントの情報をご紹介します

スポンサーリンク


 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事