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岡山市北区京山にある「池田動物園」をご存知でしょうか。

昔から岡山県民に愛される、岡山県内では最大規模を誇る動物園です。

そんな池田動物園の創設者は元藩主の池田隆政公で
池田公の没後、園長に就いたのが天皇の実姉、厚子さんなのです。

しかし、池田動物園は財政難により存続の危機に長い間陥っていて、
岡山県民はその行方を心配しています。
 

そこでこちらでは、岡山県民に愛される池田動物園の歴史や楽しみ方、食事、についてご紹介します。
 
併せて、アクセスや開園時間、入場料、駐車場もご紹介しますので
是非、この機会に足を運んでみては如何でしょうか!

岡山県内の方はもちろん、全国に池田動物園の存在をひろめ、
これからも多くの方に来園していただきたいと思います。
 

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池田動物園の歴史

池田動物園は、もともとは牧場でした。

元岡山藩主池田家第16代当主である、故池田隆政が営んでいたものです
 
その牧場が動物園と変わったのは、故池田隆政が1952年にご結婚されてからです。
その婚姻のお相手は、昭和天皇の第四皇女である厚子さんです。

1952年にご結婚され、
京山に居を構え、1953年には株式会社池田産業として設立されたのが始めです。
 
その当時の園長は故池田隆政です。

その後、名前を変え池田産業動植物園となり、
1960年には池田動物園との名称になり、現代に受け継がれています。
 

昭和28年からの設立ということで、
岡山県内での観光スポットとして、「後楽園」や「岡山城」に並び、
紹介されることも多い場所でもあります。

 

そして、2012年には池田隆政の死去に伴い、
厚子さんが園長として活躍、維持に励んでおられる、
とても珍しく岡山県民にとっては誇りのある動物園なのです。
 

現代では、
岡山市内の多くの幼稚園、保育園、小学校などの遠足では必ず足を運ぶところでもあり、
一度も行ったことがないという県民はいないのではないでしょうか。

京山という山にあり、空気を澄んでいるからなのか、
それともやはり由緒正しき空気が漂っているのか、
とても感慨深さを感じられる動物園でもあります。

その佇まいは、池田動物園について何もご存知ではない方に見ていただくと、
寂れているように感じるかもしれませんが、
しっかりと歴史を知ることで、見方もずいぶんと変わってくるはずです。
 

池田動物園での楽しみ方

池田動物園を訪れる際に、
もしかすると天皇の実姉である厚子さんにお会いできるかも知れませんよ。

動物たちとの触れ合いを楽しみにはしていきますが、
大人のあなたならば元皇族の方の気品あふれる姿に触れたいとは思いませんか。

現在は園長をされていますので、池田動物園のどこかにいらっしゃるかもしれませんよ。
そして、やはりどのような歴史があろうとも動物たちとの時間もぜひ楽しんでください
 

昔ながらの動物園ですので、
檻にいる動物との距離は近く迫力や可愛らしさを感じられますよ。

京山という山にある池田動物園は「山を利用した動物園」と言われることもあり、
ハイキングをしているような気分も味わえます。

山を歩きながら、
キリンやレッサーパンダ、マゼランペンギン、エリマキキツネザルなどの人気の動物たちに会えます。
 

そして、このマゼランペンギンは2009年にペンギン舎を改築し散歩通路を設けることによって、従来よりも間近でペンギンを眺め癒されることができるようになっています。
 

また、実際に動物たちと触れ合えるコーナーは、
小さなお子様から大人の方まで楽しむことができます。

ひよこやヤギ、フラミンゴに至るまで、
じかに触ることのできるこれも大人気のコーナーですよ。

 

京山を堪能しながら動物たちとの時間を過ごした後には、
岡山民俗館に足を運んでみましょう。
 
岡山民俗館は古民家を改装しており、
農耕器具や家具などを展示していて家族で訪れても昔を知ることができ、
親子の会話も捗りますよ。

池田動物園そのものの歴史、
そしてその昔の歴史にも触れられる場所として濃縮されています。
 

これまでの岡山民俗館のイベントの中には、
宮中御臺人形なども展示されたこともあり、宮中との関わりを感じられます。

池田動物園には、
昭和天皇、現天皇も足を運ばれたことがあり、その感慨深さにも浸ることができますよ。
 

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岡山県民に愛されているけれども存続の危機

そんな歴史もあり由緒もある池田動物園ですが、
存続の危機が長く続いています。
 

1988年に日本人なら誰もが虜になるジャイアントパンダが池田動物園にやってきた時には、
入園者は約3カ月で90万人を記録しましたが、
ここ最近では年間で11万人ほどとなっています。
 

入園料などの収入から、
人件費や動物たちの餌代などの経費を引くと赤字になってしまっています。

これらは何年にも渡ったもので、

累積赤字は2億5000万円にものぼり、
それらは園長の厚子さんの私財を投じて穴埋めされている状況なのです。

これらの背景には、子供の減少や動物園の老朽化なども挙げられますが、
池田動物園のヒーロー的存在だったインド象が死に国内最高齢として有名になったベンガルトラも死にました。

新しい目玉となる動物を入れたらいいのでは?との意見もありますが、
もともと赤字経営の池田動物園には難しいところもあります。

地元住民たちの中には、多くの署名を集めて私営ではなく、
公営化をするべきだという声も上がっています。

しかし、そこには厚子さんが園長をされていて、
岡山藩主池田家が関わっていることも思慮する必要がありますよね。
 

岡山県民は池田動物園に誇りを持っていますので、
どうにか池田動物園を後世にも引き継ぎたい、
もっと多くの人にも知って足を運んでもらいたいと思っているのです。

 

京山から見える景色を堪能しよう

池田動物園のある京山は、岡山駅から北西方向にあります。

京山には以前は、
ロープウェイで上がることができ、岡山市内を一望することができていましたが、
1998年にロープウェイで展望できる場所まで登ることができなくなってしまいました。
 

しかし、実は池田動物園からは、池田動物園への入園料以外に別途必要になりますが、
徒歩で登ることができるのです。

岡山市内の街並みを堪能できゆったりとした時間を過ごせますよ
 

岡山市は人口70万人ほどで、2009年には政令指定都市となっています。

大都会ではありませんが、
昔ながらな景色と自然溢れる景色、
そして文化の発達を感じられます。

 

池田動物園周辺での食事

池田動物園を堪能すると軽くハイキングをする感じになりますので、いい運動にもなります。
そうなると、食事処が気になりますね。
 

岡山駅からも近いので、駅周辺での食事も可能ですがぜひ近くで!という方は、
池田動物園内での食事をしましょう

りすざるうどんピーちゃんカレーなど子供も喜ぶメニューがたくさんありますよ
 

池田動物園のアクセス、開園時間・入園料と駐車場

アクセス

  岡山市北区京山2丁目5-1
    086-252-2131

<岡山駅からの公共交通機関のご案内>
   岡山駅の西口から
   バス…岡山中央病院行き 京山入口 下車徒歩12分
   タクシー…約8分

開園時間

  4月~10月:9:30~17:00
  11月~3月:9:30~16:30

   ※入園受付は閉園の1時間前までとなります。

<休園日>
   11/21~2/20、5/21~7/20の毎週水曜日
   (祝祭日や夏休み・冬休み期間中は休まず開園いたします)

入園料(税込)

   大人…1080円
   高校生…864円
   小・中学生…648円
   3歳以上の幼児…324円 
   65歳以上…540円

※年間フリーパスポートもあります。

駐車場

   台数/約220台
   料金(1日)/乗用車…500円
 

まとめ

「池田動物園の歴史や楽しみ方、食事とアクセスをご紹介!」についてご紹介しまいた。
岡山県民に愛される池田動物園ですが、存続の危機が続いており、それを天皇の実姉「厚子さま」がお守りになっておられます。

池田動物園の名をご存知の方、
ここで初めて知ったかたにもぜひ足を運んでいただきたいと思います。

岡山県民に愛され、しかし存続の危機を迎えている、
昔ながらの動物園は、お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめるように工夫をされています。

情緒があり由緒正しく動物園は、天皇の実姉が経営されていることで有名です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
こちらも参考にしてください。
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