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五月人形は、男の子の誕生を祝うと共に、無事に成長し、強く、たくましく、賢い大人に育つようにと願いを込めて、5月5日のこどもの日に飾る人形のことです。

金太郎の人形や、鎧兜、兜飾り、鯉のぼりなどが五月人形にあたります。

子供が小さい時期は毎年飾る五月人形ですが、
子供がある程度大きくなると飾る機会が減るご家庭も多いのではないでしょうか。

五月人形を飾らなくなってきたら、頭によぎるのが五月人形の処分です。
五月人形はいつ、どのように処分すれば良いのでしょうか?

今回は、五月人形の正しい処分方法と、処分する時期をご紹介いたします。
 

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五月人形の正しい処分の仕方

五月人形は、ご両親が子供に贈るというよりは、祖父母から子供に贈られることが多いですよね。

孫の誕生を祝い、健やかな成長を願って子供に贈られた五月人形を、そのまま粗大ゴミとして処分するのは心苦しいものがあります。

では、どうやって五月人形を処分すれば良いのでしょうか。
 

神社やお寺で供養する

五月人形に限らず、人形には人の念がこもると言われており、私達人間と同じように魂が宿っていると考える人も居ます。

特に五月人形の場合は、男の子の誕生を祝い、健やかな成長を身代わりとなって叶えてくれるという意味があることから、神社やお寺で供養してもらうのが一般的な処分方法になります。

寺や神社によって、定期的に行われる合同供養か、随時供養を受け付けてくれるのかは異なります。

また、供養に立ち会えるのかも違ってくるため、事前に人形供養を行っている寺や神社に問い合わせておきましょう。
 

人形感謝(供養)代行サービスを利用する

近くに人形供養を行っている寺や神社が無い場合や、大きな五月人形の場合は運ぶのが大変という場合もありますよね。

その場合は、日本人形協会が行っている「人形感謝(供養)代行サービス」がおすすめです。
 

人形感謝(供養)代行サービスは、
日本郵政のゆうパックで不要となった人形を送り、
毎年10月に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」で供養してくれるサービスです。

ホームページから申し込みを行い、後日「御人形差出キット」が送られてくるので、指定通り梱包して郵送します。

人形感謝(供養)代行サービス/一般社団法人 日本人形協会
 

寄付する

供養と言っても、そのまま誰にも使われずに処分するのは嫌だと思う人や、信仰している宗教によっては寺や神社は頼れません。

この場合、保育園や幼稚園・児童センターなどの施設が必要としているなら寄付することができます。

役所の各窓口で寄付できる場所はないか相談してみましょう

また、リサイクルショップやフリマアプリ・ネットオークションを利用して売買することもできます。
 

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五月人形は子供が何歳頃に処分したら良いの?

子供が小さい頃は毎年欠かさず飾っていた五月人形ですが、子供の成長と共に飾る機会が年々減ってきているご家庭も多いと思います。

子供が思春期に入る頃になると、「もう恥ずかしから飾らないで」と言われることも。
子供の成長を感じる半面、少し寂しく感じますよね。

さて、この五月人形ですが、いったいいつまで飾っておくべきなのでしょうか?

中学生頃には飾らなくなる家庭が多い

五月人形は「子供が何歳まで飾る」という決まりがないので、子供が小学校を卒業し、中学校へ進学したのをきっかけに五月人形を飾らなくなるご家庭が多いようです。

また中学進学の時期は、奈良時代以降には「元服(げんぷく)」と呼ばれる男性の成人になったことを示す儀式があった時期でもあります。

そういった意味でも、中学入学を機に五月人形を処分するのも良いかもしれません。
 

ちなみにこの時期を超えても飾っているご家庭では、子供が20歳の成人式を迎えるのを機に処分されるご家庭が多いようです。

家庭や地域によっては、子供の子供に五月人形を受け継がせるという習わしがある場合もあるので、各家庭や地域の風習に習ってそのまま保管しておいても良いでしょう。

 

まとめ

五月人形の正しい処分方法は、
人形供養を行っている寺や神社で供養するのが一般的です。

近くに人形供養を行っている神社や寺がない場合や、
人形が大きくて持ち運ぶのが大変という人は、人形感謝(供養)代行サービスを利用するのをおすすめします。
 

五月人形は「子供が何歳まで飾る」という決まりがないので、
子供が「恥ずかしいから飾るのをやめて」と言ってくるまで飾っておいて良いでしょう。

子供が中学校への進学や、20歳の成人式を迎えるのを機に
処分されるご家庭が多いので、その頃に五月人形の処分を検討してみましょう。

 
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
 
 

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