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最近では、PM2.5対策や一人暮らしの防犯目的のために室内で洗濯物を干す人が増えているため“除湿機”に注目が集まっています。

さまざまな部屋干し用の機能を搭載している除湿器が多いため、“衣類乾燥除湿機”とも呼ばれています。

特にこの時期は「部屋干しの臭いやジメジメとした空気が気になる」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、「除湿機はどうやって選んだらいいの?」とお悩みの方のために除湿機の正しい選び方をご紹介します。
 

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除湿機の種類と選び方

除湿機は大きく分けるとコンプレッサー方式ゼオライト方式、2つを組み合わせたハイブリッド方式の3つの種類があります。
それぞれ特徴やメリット・デメリットが違うため、使用目的に合わせた除湿器を選ぶことが重要です
まずは簡単に表でそれぞれの特徴を比較してみましょう。


除湿機でも方式の違いで、大きく特徴が違うことが分かりました。
ではそれぞれの方式の除湿機の特徴やメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
それぞれの方式で評価の高い除湿機もご紹介します。
 

コンプレッサー方式

(引用:Panasonic https://panasonic.jp/joshitsu/special/choice/kihon02.html)

エアコンと同じようにコンプレッサーを搭載した除湿機です。
冷媒を循環させて空気中の湿った空気を冷却器で冷やすことで、湿気を水滴に変えて除湿します

【メリット】

・気温25度以上での除湿能力が高いため、夏場に強い
・除湿量が大きいため、部屋干しや湿気が多い季節にも効果的
・消費電力はゼオライト方式の約半分
・室温上昇は約1~2度

【デメリット】

・コンプレッサーの作動音が大きい
・本体サイズが大きく、移動が面倒
気温が下がると除湿能力が落ちる

 

コンプレッサー方式のおすすめ除湿器

SHARP プラズマクラスター搭載「衣類乾燥」除湿機CV-G71-W

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シャープ プラズマクラスター 除湿機 CV-G71-W [CVG71]
価格:19800円(税込、送料無料) (2018/4/13時点)


 

SHARP独自のプラズマクラスター技術で、生乾き臭を抑えて衣類を乾燥できる衣類乾燥除湿機
1日最大7.1Lの除湿能力があり、2kgの洗濯物も約120分での乾燥が可能

電気代も1時間あたり約4.9円と省エネです。
 

プラズマクラスターが浮遊カビ菌や浮遊菌を無効化するので、生乾き臭だけでなく洋服についた汗臭やタバコ臭も分解・除去してくれます。

【口コミ】

「衣類乾燥しか使用してませんが、冬場の夜に部屋干しすると朝は全然乾いてませんでしたが、これを「強」で6時間タイマーにしておくと、洗濯物の量によりますがほぼ乾いていました。」

 

デシカント(ゼオライト)方式

(引用:Panasonic https://panasonic.jp/joshitsu/special/choice/kihon02.html)
 

水分の吸着性に優れたゼオライト(乾燥剤)で空気中の水分を取り除きます。
吸着された水分はヒーターで暖められた後、熱交換器で冷やされて水滴になります。

【メリット】

・気温が低くなる冬場にも除湿能力が下がらない
・コンプレッサーがない分、軽量・コンパクト
・作動音が静か

【デメリット】

・ヒーターを使うため消費電力が大きい
・室温上昇が約3~8度と夏場には不向き

 

デシカント方式のおすすめ除湿機

アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿器 DDD-50E


 
 デシカント方式の除湿機にクラス最大風量のサーキュレーターを組み合わせることで、部屋の湿度を効率的に取り除くアイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機。

首振り機能サーキュレーターを組み合わせた最大340cmのワイド送風で、たくさんの洋服を一度に効率的に乾燥できます。
デシカント方式で作動音も約29dBと静かなので夜の内に洗濯物を干したり、寝室で使用するのにも重宝します。

【口コミ】

「デシカント方式の電気代はコンプレッサー方式の2~3倍だとしても、一日中コンプレッサー方式をつけてるより節約できると思い、冬場専用と決め購入に踏み切りました。使用しての感想!馬力があって、洗濯物がすぐ乾きます。タイマーがあるので設定しておけば電気代も節約できそうです。使用している時は、脱衣場と物干し場で縦長四畳程のスペースが冬場の寒さを感じさせずふんわり暖かく感じます。」

 

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ハイブリッド方式

コンプレッサー方式とデシカント方式の両方の機能が搭載されているのがハイブリッド方式です。夏場はコンプレッサーを使用して気温上昇を防ぎ、冬場もデシカント方式で除湿能力をしっかりキープできます。
また単純に2つの機能が搭載されているだけでなく、コンプレッサーの排熱をヒーターの代わりに使うなどの工夫がされているモデルもあり、デシカント方式よりも省エネなのも特徴です。現在Panasonicだけがハイブリッド方式の除湿機を販売しています。

【メリット】

1年中高い除湿能力をキープできる
・省エネ
・コンプレッサー方式とデシカント方式両方のメリットを持つ

【デメリット】

・本体サイズが大きく、移動が面倒
重量が重い
本体価格が若干高め

 

ハイブリッド方式のおすすめ除湿機

Panasonic F-YHPX200


 
2017年4月に発売されたPanasonicの衣類乾燥除湿機の最上位モデルです。
発売から時間がたった型落ちモデルですが、最新の2018年モデルと比べても見劣りしません。
洗濯物を2列で干してもすぐに乾く「ツインルーバー」や、たくさんの洗濯物が一度に乾く「ワイド送風」、今すぐ乾かしたい時に最短40分で衣類が乾く「少量速乾モード」など、便利な機能が搭載されています。

発売当初は10万円近くしましたが現在は価格も下がり、高性能な衣類乾燥除湿機をお手頃な価格で手に入れることができます。

【口コミ】

「重量鉄骨の家の為か年中湿度が高く、花粉症でなかなか窓を開けて換気も出来ないので、急に思い立って購入してみました。見た目もシンプルで部屋にマッチしているし、なんといっても除湿して溜まる水の量が凄いです。毎日溜まった水を捨てるのが楽しみです。ハイブリッドタイプはパナソニックからしか出てない様なので買って間違いはなかったなと思います。」

 

使用する室内の大きさや場所によっての容量の違い

除湿機を選ぶときには除湿方式の他にも、
使用する室内の大きさや場所に合わせて最適な除湿能力や容量のものを選ぶ必要があります。

除湿機の能力は、1日に除湿できる水量を確認すれば分かります。

一般的な家庭用では6L~20Lの容量の除湿機が主に販売されています。
それぞれのサイズによって、目安となる除湿できる面積が決まっているので、以下の表を参考にしましょう。


表を参考にして、置く場所に合った能力の除湿機を選ぶことが重要です。

例えば、木造住宅の18畳のリビングに除湿機を置く場合、除湿能力が16L/日以上の除湿機が必要になります。
目安よりも小さな除湿機だと、十分な除湿効果が得られなかったり、衣類の部屋干し臭が発生したりする原因になります。

ただし、逆に目安よりも大きな能力を持つ除湿機を置くと、それだけ早く除湿できるため、できるだけすばやく除湿したいという方は大きな容量の除湿機を選ぶこともできます。

ただし、容量が大きくなるにつれて本体も大きくなり重量も増すため、設置スペースが確保できるかも考慮する必要があります。
 

掃除・メンテナンスのしやすさについて

除湿機も他の家電と同じようにしっかり掃除したりメンテナンスしてあげることで、本来の除湿能力を発揮したり、清潔に使用したりすることができます。
特に夏の時期にだけ除湿機を使う方は、使い始める時にお手入れをしておかないと中でカビが繁殖していることもあります。

除湿機のお手入れで気をつけるのは「タンク」と「フィルター」の2カ所です。
 

タンクの掃除の仕方

除湿機には、空気から除湿された水分を貯めておくタンクがあります。
基本的にはどの除湿機もタンクに水が貯まったら捨てるという作業を繰り返す必要があります。

常にタンクの中には水があるため、使用しているとヌメリやカビのような物が付着してしまう場合があります。
少なくとも月に1回は水を捨てた後にタオルでしっかり水気を拭き取ってタンクを乾燥させましょう。

汚れが目立つようなら、スポンジに中性洗剤を付けてタンクを洗ってきれいにします。
 

夏が終わって除湿機を片付ける場合にも、しっかりとタンクを乾燥させてから収納することで、使わない間にカビが生えてしまうのを防げます
 

フィルター掃除の仕方

除湿機の空気の取り込み口には、ホコリを取り除くためのフィルターが取り付けられています。
この部分が目詰まりしてしまうと、除湿機から吹き出る空気の量が減ってしまうため除湿能力も下がってしまいます。

そこでフィルターも同じように月に1度は掃除機などを使って付着しているホコリをキレイにしましょう。
中には水洗いできるフィルターを搭載している除湿機もあります。

除湿機の中には、空気清浄機の機能も併せ持つものもあります。
その場合、定期的にフィルターを交換しないと、除湿能力低下の原因になることがあるので気をつけましょう。
 

まとめ

部屋の中で衣類を干す人が増えていることで、除湿機にも注目が集まっています。

除湿機には、夏に強いコンプレッサー方式と冬にも除湿能力が下がらないゼオライト方式、2つの良いところ取りのハイブリッド方式の3つの種類があります。
それぞれ特徴やメリット・デメリットが違うので、使用する目的に合わせて選びましょう。

設置する場所に合った容量のものを選ぶと、十分に除湿機の効果を実感することができます。

今回の記事の内容を参考にして、自分に合った除湿機を選びましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
こちらも参考にしてください。
ハイブリッド除湿機の仕組み・説明とメリット・デメリットと口コミ
 
 

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