※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

2018年、湯の山温泉は開湯1300年を迎えます。
開湯1300年とは、温泉が発見されて1300年ということです。
開湯1300年を記念して、湯の山温泉エリアではイベントが目白押し!

2018年7月14日から、近鉄名古屋駅と湯の山温泉間を走る、近鉄観光列車「つどい」が運行を開始しました。
同年10月6日から2019年2月24日の期間は、車内に足湯が設置されます。
盛り上がっている湯の山温泉の歴史、オススメの複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」の温泉やレストラン、観光スポットなどをご紹介します。
 

スポンサーリンク

 

湯の山温泉の歴史

湯の山温泉は、奈良時代の718年に、薬師如来のお告げを受けた浮薫上人が発見したと伝えられています。
1568年には、織田信長の北伊勢侵攻により、御在所岳の隣の国見岳にある三嶽寺が焼き討ちにあい、温泉業は衰退してしまいます。

江戸時代に入ると、湯の山に住む壺屋権七が、菰野藩主の土方雄豊に、温泉の復興企画の推進を願い出ました。
雄豊の許しを得て、権七が尽力した結果、翌年には、「杉屋・泉屋・藤屋・菊屋・吉文字屋・松屋・山形屋・壺屋」の8軒の湯宿が完成しました。

当時、伊勢国には、湯の山温泉と榊原温泉の2つしか温泉がなく、湯の山温泉は貴重な温泉でした。

天明の大飢饉、寛政の改革によって、贅沢や男女混浴が禁止され、幕府や藩による取り締まりが厳しくなり、湯の山の湯治客や観光客は次第に少なくなって、湯宿は厳しい経営を強いられることになりました。

1877年、西南戦争で負傷した兵の療養所が湯の山に設置されました。
療養を終えた兵が、湯の山の美しい景色や温泉の効果を宣伝し、次第に観光客が増え、活気を取り戻しますが、湯の山温泉の難点は、交通の便の悪さ。

そこで、1880年に、湯の山温泉周辺の道路が改修され、現在の道路の基礎ができました。

1901年には、四日市市と湯の山温泉間で馬車や人力車、駕篭が運行、
1913年には、軽便鉄道が開通、
1921年にはバスが開通し、アクセスが大幅に改善されました。

1950年には、第5回愛知国体登山競技の部が、御在所岳を中心に、鈴鹿山脈で行われることになりました。
そのおかげで、湯の山温泉は、全国の新聞やラジオで取り上げられ、全国から多くの観光客が湯の山温泉を訪れるようになりました。

1972年には、鈴鹿スカイラインが開通し、定期バスが運行、翌年には、皇太子同妃殿下が、1980年には、天皇皇后両陛下がご宿泊されたことで、ますます注目されるようになり、現在に至ります。

スポンサーリンク

 

複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」


湯の山温泉に行くなら、是非足を運んでほしいのが、アクアイグニスです。

アクアイグニスは、
訪れる人々の心を癒す、食と人が交わる極上の休日空間をコンセプトにした、「癒し」と「食」をテーマにした複合リゾート施設です。

宿泊施設、有名なシェフのレストラン、源泉かけ流しの温泉が揃っています。
「アクアイグニス」のHPはコチラから

宿泊施設

宿泊施設の中でも、人気の宿は、離れ宿「杉」です。

部屋には、卵形のチェアが天井から吊り下げられており、ハンモックのような座り心地でくつろぐことができます。
また、部屋に露天風呂がついているので、プライベート空間で温泉を楽しめますよ。

レストラン

世界的に有名な辻口博啓シェフ奥田政行シェフ笠原将弘シェフのレストランがあります。
 

この中で、予約なしで手軽に食べられる、辻口シェフのベーカリーとパティスリーを紹介します。

ベーカリーの「Mariage de Farine(マリアージュドゥファリーヌ)」では、自家製の天然酵母を使用した食パン、菓子パンを販売しています。
自家釜と三重県産の薪で焼いた香ばしいパンが並んでいますよ。

パティスリーの「Confiture H(コンフィチュールアッシュ)」では、ケーキや焼き菓子、コンフィチュール(フランス語で「ジャム」)を販売しています。
コンフィチュールは常時10種類以上販売されており、季節やイベントによって、種類が入れ替わります

また、工場で一括生産するのではなく、店舗で一つ一つ製造しています。
ケーキは、どれも色が鮮やかです。

中でもオススメは、レモンの形をしたレモミン。
口に含むと、マイヤーレモンのまろやかな酸味とミントの爽やかな味が広がります。

片岡温泉

片岡温泉は、加水なし加温なし循環なし消毒なし源泉100%の温泉です。
エントランスロビーは有名デザイナーが設計しており、洗練された造りになっています。

施設内にある休憩室はとても広く、大きなクッションに座ったり、ゴロゴロしたりしてくつろぐことができます。

6時から24時まで営業しているので、好きな時間に利用することができるのも魅力です。
ボディソープやシャンプー、リンス、ドライヤーが完備されており、100円でフェイスタオル、バスタオルをレンタルできるので、手ぶらで行っても大丈夫ですよ。

料金は、

  • 大人(中学生以上)は600円
  • 子ども(3歳から小学生)は300円
  • 3歳未満は無料

で温泉にしてはリーズナブルな料金ではないでしょうか。

アクセス

住 所: 三重県三重郡菰野町菰野4800-1
 車 : 東名阪自動車道「四日市IC」より国道477号線(湯の山街道)を西へ約15分
電 車: 近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」から徒歩 8分(約600m)

「アクアイグニス」のご予約はコチラから

オススメの観光地!大石公園


湯の山温泉駅からバスで8分のところに、推定800tの日本一大きな御影石がある、大石公園があります。

大石内蔵助が吉良邸討入りの際に、近道として湯の山温泉を通ったといわれており、この大石公園は、同志・赤穂浪士との集合場所でした。
また、内蔵助は、一緒にいた愛人に、討入りについて打ち明け、この公園で別れることとなり、涙を流したと伝えられています。

大石公園から徒歩3分の三嶽寺は、恋結びの寺として人気があります。
三嶽寺の小石に、自分と好きな人の名前を書いて、大石公園に奉納すれば恋が叶うといわれています

公園の傍には、暑い夏でも冷たくて綺麗な水が流れる川があります。
お子様も水遊びで楽しめるスポットですよ。
湯の山温泉に行くなら、観光がてら、大石公園にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

最後に

湯の山温泉の温泉施設には、駐車場が完備されているので、行くなら車が便利ですが、湯の山温泉エリアにある御在所岳は、紅葉や樹氷が有名で、シーズン中は駐車場が満車になったり、四日市ICと湯の山街道の間が混み合ったりします。

散策を兼ねて、近鉄観光列車「つどい」に乗って、湯の山温泉に行ってみてはいかがでしょうか。
観光列車の旅は、日ごろの疲れを癒す温泉旅行をより優雅にしてくれますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

スポンサーリンク


 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事