初めてパソコンを買う方、パソコンを買い換える方の中には、デスクトップパソコン、ノートパソコンのどちらを買おうか悩む方もいるのではないでしょうか?
家電量販店に行くと、パソコンコーナーの隣にタブレットコーナーがあり、どれを選べばいいのかとますます悩む方も多いと思います。

そこで、初めての人でもわかるように、簡単に、IT用語を解説しながら、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレットのメリットやデメリットを紹介します。
購入する際に参考にしてください。

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第一章:デスクトップパソコン

(1)メリット

スペックが高い

同じ値段なら、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンのほうが、CPU、メモリ、ハードディスクドライブなどのスペックが高いものを購入できます。

スペックが高いと、具体的に何がいいのかというと、
ネット動画やオンラインゲームを安定して楽しんだり、アプリケーションソフト(WordやExcelなど)をスムーズに使用したりすることができます。

例えば、今使っているパソコンで、ネット動画を見ながら、アプリケーションソフトを使用したい場合、ネット動画のCPUの使用率が50%であれば、残り50%の中でアプリケーションソフトを使用することになります。
性能が高いパソコンに買い換えた場合、ネット動画のCPUの使用率が30%、残り70%の中でアプリケーションソフトを使用することができるということです。

CMやゲームソフトコーナーを見たら分かるように、オンラインゲームの映像は年々綺麗になっています。
その一方で、オンラインゲームをリアルタイムに処理するために、高いスペックが求められています。
スペックが低いと、一時的に停止したり、コマ送りになったり、キャラクターがいつの間にかワープしたりという問題が発生します

また、WordやExcelで作業している途中で、パソコンがフリーズしたり、強制終了したりすると、作業を途中から、最悪の場合、一からやり直さなければいけません。
このようなパソコンでは、ストレスがたまってしまいますよね。

ストレスをためることなく、パソコンを快適に使いたいなら、スペックが高いパソコンを選ぶ必要があります
ネット動画やオンラインゲームがパソコンの使用目的のメインなら、デスクトップパソコンがいいですね。
デスクトップパソコンなら画面が大きいので、動画やゲームを大迫力で楽しめますよ。

【用語集】
  • スペック
    機械などの性能や構造。
  • CPU
    パソコン内の演算処理を行う装置。
    CPUの性能は主に、「シリーズ・型番」(CPU販売会社が製品につける記号。)
    「コア数」(演算処理を行う頭脳の数。コア数が多いほど、情報処理スピードが速くなる。)
    「クロック周波数」(演算処理を行うテンポ。クロック周波数が高いほど、情報処理スピードが速くなる。)の3つで決まる。
  • メモリ
    CPUが処理するための作業スペース。メモリが大きければ大きいほど、ソフトをたくさん同時に立ち上げることができる。
  • ハードディスクドライブ
    パソコンにおける最も主要な記憶装置。
    この容量が多ければ多いほど、ファイルをたくさん保存できる。

拡張性が高い

デスクトップパソコンは、ディスプレイ、キーボード、本体などの独立した機器をケーブルで繋いでいます。
そのため、ノートパソコンよりも、パーツの交換や掃除がしやすいです。
パーツを交換しやすいと何がいいのかというと、不具合のあるパーツや性能を高めたいパーツを、自分で手軽に交換できます。

例えば、キーボードには6種類あることをご存じでしょうか?
違う点は、キー配列。
購入後に、「前に使っていたキーボードのキー配列と違う!」と気付くこともしばしば。
このような場合、お気に入りのキー配列のキーボードに交換すればいいのですが、ノートパソコンだと、自分でキーボードを取り外すことに躊躇しませんか?
デスクトップパソコンなら、キーボードのコードを接続するだけなので簡単ですね。

冷却性が高い

パソコンを使うと、パソコンの中でたくさんの小さな電子が動き、その摩擦によって熱が生じます
中でも、特に熱をもちやすいのがCPUです。パソコンは熱に弱く、熱をもったまま使用し続けると、処理速度が低下したり、寿命が縮まったりします
デスクトップパソコンは機器が独立しているので、それぞれの機器の間を空けることで、風通しが良くなり、熱をもった箇所を冷却しやすくなります。

(2)デメリット

デスクトップパソコンのデメリットは、ノートパソコンやタブレットのメリットになりうるので、ここでは、デメリットを具体的に述べずに、箇条書きにとどめておきます。

・持ち運びできない
・設置スペースが必要である
・電源がない場所では使えない
・消費電力が高い
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第二章:ノートパソコン

(1)メリット

持ち運びできる

学生なら、自宅から学校や図書館まで、社会人なら、自宅から会社や出張先まで、パソコンを持ち運びたい方も多いと思います。
気持ちを切り替えたり、集中したりするために、カフェで作業したい方もいますよね。
ノートパソコンの最大のメリットは、持ち運びできるという点ではないでしょうか?

ノートパソコンなら、新幹線や飛行機などの移動時間を、作業にあてて有効に使うこともできますね。

ノートパソコンの大きさにもよりますが、重さは1kgを、厚さは1.5cmをきるものもあります。
また、衝撃に耐えられるように機能を施したものもあり、手軽に持ち運べますよ。

設置スペースが必要ない

ノートパソコンを使い終わったら、ビジネスバッグに入れたり、棚に収納したりできるので、必ずしも机の上に置く必要がなく、設置スペースが必要ありません。
どこにでも片付けられるので、生活感を出したくない方には魅力的ですね。

電源がない場所でも使える

デスクトップパソコンは、近くにコンセントがなければ、電源を入れられませんが、ノートパソコンは、バッテリーを充電していれば、電源がない場所でも使うことができます
携帯電話と同じですね。
電源コードをさしたままでも、ノートパソコンを使えますし、途中で電源コードを抜いても、電力源が電源コードからバッテリーに自動的に切り替わるので、パソコンをそのまま使い続ることができます。
電源コードが抜けたり、停電が起きたりしても、パソコンの電源が落ちないので、安心して使えますね。

消費電力が低い

デスクトップパソコンの消費電力が50~150Wであるのに対し、ノートパソコンの消費電力は20~30Wです。
月々の電気代はあまり変わりませんが、長年使い続けるなら、ノートパソコンのほうがお得です。

しかし、新しいデスクトップパソコンであればあるほど、消費電力が下がっています。
例えば、WindowsXPのデスクトップパソコンでは、消費電力は平均100Wを超えていましたが、Windows7では平均50Wまで、Windows10では平均40Wまで下がっています。
近い将来、ノートパソコンもデスクトップパソコンも、同じぐらいの消費電力になるかもしれませんね。

(2)デメリット

ノートパソコンのデメリットは、デスクトップパソコンのメリットなので、ここでは、デメリットを具体的に述べずに、箇条書きにとどめておきます。

・スペックが高くない
・拡張性が低い
・冷却性が低い

第三章:タブレット

(1)メリット

起動性が高い

電源を切ったパソコンの電源を入れると、起動するまで時間がかかりますが、スマートフォンと同じように、タブレットはスリープモードになっているので、電源ボタンを押すだけで、すぐに起動させて使うことができます。

また、アプリケーションソフトも短時間で起動でき、パソコンに比べて待ち時間がありません。
ネットサーフィンをしたい時、ゲームをしたい時、動画を見たい時や電子書籍を読みたい時など、気軽に何かしたい時に最適ですね。

持ち運びが便利

キーボードがないぶん、タブレットはパソコンよりも軽く、薄いので、持ち運びが便利です。
また、パソコンの画面の向きを変える場合、パソコン本体を持ち上げて変えなければいけませんが、タブレットは手軽に変えられます。
タブレットで撮影した写真を友達に確認してもらったり、プレゼンテーション資料を取引先に見せたりする時に便利です

(2)デメリット

高度な文書作成、編集ができない

インターネットのテキスト入力程度は可能ですが、文書作成するなら、キーボードがないと不便ですよね。
また、ExcelやPowerPointなどの使用は、閲覧、簡単な編集に限られ、高度な編集を行うには適していません。

タブレットでキーボードを使用したい場合、Bluetooth対応のキーボードを用意する必要があります。

【用語集】

  • Bluetooth
    国際標準規格の無線通信の一つ。対応した機器同士を、ケーブルを使わずに接続し、データをやりとりできる。
    Bluetooth対応のキーボードの他、モバイルバッテリー、イヤホンなどがある。

USBポートがない

ファイルを取り込んだり、保存したりする時に、USBメモリを使う方が多いと思いますが、多くのタブレットには、USBポートがないので、USBメモリを使えません。
SDカードの差し込み口はあるので、SDカードを使うことになります。

【用語集】

  • USBポート
    パソコンと周辺機器を接続するためのUSBケーブルの差し込み口

まとめ

IT用語を解説しながら、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレットのメリットやデメリットを紹介しました。

デスクトップパソコンには、スペックや拡張性、冷却性が高いというメリットがある一方、持ち運びできない、設置スペースが必要である、電源がない場所では使えない、消費電力が高いというデメリットがあります。
ノートパソコンには、持ち運びができる、設置スペースが必要ない、電源がない場所でも使える、消費電力が低いというメリットがある一方、スペックが高くない、拡張性や冷却性が低いというデメリットがあります。
タブレットには、起動性が高い、持ち運びが便利というメリットがある一方、高度な文書の作成や編集ができない、USBポートがないというデメリットがあります。

それぞれに良し悪しがあり、一つだけを選ぶのは難しいかもしれません。
選びきれない方は、ノートパソコンをメインパソコンにして、タブレットをサブとして使うなど、2つを組み合わせて使うのも一つの手です

ライフスタイルや使用目的にあわせて、パソコンを選びましょう。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

 

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