長く洗濯機を使っていると、洗濯機を置いている防水パンにホコリが溜まるようになります。
気になりつつも、大きくて重い洗濯機を動かすこともできず、そのまま放置してしまっているご家庭も多いのではないでしょうか。
また、洗濯機を使用中に下水臭いニオイがしたり、洗濯物に黒いカスのようなものが付着するようになります。
実は、これは洗濯機の大掃除をしなければいけないサインです!
今回は、防水パンや糸くずフィルター、排水口など、洗濯機とその周辺を綺麗に掃除する方法をご紹介いたします。
洗濯槽は掃除するけどそれ以外は…?
洗濯機は、私たちが毎日着る衣類などを綺麗に洗ってくれるので、できれば常に清潔に保ちたいですよね。
そのためには、定期的に掃除をしなければならず、そのまま放置することで洗濯の質の低下や最悪はアレルギーの原因になってしまうことがあります。
最近SNSやYou tubeなどで話題となった洗濯槽の掃除は知っている方も多いと思います。
洗濯槽はできれば月に1回は酵素系漂白剤を使用して、こびりついたカビや水アカ・石鹸カスなどの汚れを浮かび上がらせて取り除くことで、洗濯槽を清潔に保つことができます。
しかしそれ以外の洗濯機の掃除と聞くと、いったい何をすれば良いのか思いつかないという人も多いはず。
では、洗濯槽以外の洗濯機の掃除はどうすれば良いのでしょうか。
糸くずフィルター・排水口・防水パンの掃除方法
SNSやYou tubeなどの影響で、
洗濯槽を掃除する機会が増えた人が多いのではないでしょうか。
しかし、それ以外の洗濯掃除はイマイチ思いつかないものです。
実は、洗濯機には糸くずフィルターや排水口・防水パンなど、
掃除するポイントが多くあります。
では、汚れやすい糸くずフィルター・防水パン・排水口の3か所の掃除方法をご紹介いたします。
糸くずフィルター
洗濯中に服からほつれた繊維と洗剤が混じり合い、糸くずフィルターに黒くこびりついています。
このまま放置すれば洗濯機を回す度にゴミが溜まっていき、最終的にはゴミを受け取らなくなってしまうため衣類にゴミが付着します。
折角洗ったのに汚いままということになるので、洗濯機を回す度に糸くずフィルターの掃除をするようにしましょう。
≪糸くずフィルターの掃除方法≫
2. 水に浸けている間に、糸くずフィルター周辺の汚れを使い古しの歯ブラシ等を使ってこすり落とす
3. 1の汚れが浮き上がってきたら、水の中で歯ブラシを使ってこすり洗いをし、組み立てて元の場所に戻します
防水パン
洗濯機の下に設置されている防水パンを覗き込むと、ホコリなど細かいゴミが沢山落ちているのが分かります。
掃除しにくいため、そのまま放置しているご家庭が多いと思いますが、ある道具を使うことで簡単に掃除することができます。
大量のホコリを放置しておくのは衛生的によくありませんので、定期的に掃除をするようにしましょう。
≪防水パンの掃除方法≫
2. クイックルイハンディのような、やや柄が長いハンディモップを使って、1で取り切れなかったゴミをかきだします。洗濯機の前からではなく、左右から差し込んで手前に汚れを持ってくるようにしましょう
3. 不要な布などで、防水パンの隅の汚れや排水口回りを水拭きします
排水口
洗濯機の使用中や使用していなくても、洗濯機周辺で下水の嫌なニオイがしたら、排水口掃除が必要です。
排水口の汚れを放置しておくと、水が流れが悪くなり水漏れなどのトラブルを起こす原因になります。
自分で掃除するのが億劫な場合は、プロに依頼するのも良いでしょう。
≪排水口の掃除の方法≫
2. パイプ内の悪臭が上がってくるのを防ぐ「排水トラップ」を外します。反時計回りに回すことで簡単に外すことができます。
3. エルボ・蓋・排水トラップを外したら、次は排水口に重曹をまんべんなく振りかけます。その後に重曹の上にお酢を注ぎ入れます
4. 炭酸ガスが発生して汚れを浮かせてくれるので、15~30分放置します
5. 放置している間に、排水トラップに溜まっているゴミを取り除きます。使い古しの歯ブラシなどでこすると簡単に取り除けます
6. バケツに水を沢山ためて、4に一気に流します。2回程度繰り返せば完了です
7. 排水口を元に戻します
防水パンの端に排水口がある場合は簡単に掃除することができますが、排水溝が洗濯機の下にある場合は洗濯機を移動させる必要があります。
女性一人では難しいので、男手がある時に掃除するようにしましょう。
まとめ
洗濯機の内部は汚れやすいことから気にする人が多いですが、
そのまま汚れを放置すると、洗濯の質が落ちる以外に、嫌なニオイの原因や最悪は水漏れトラブルの原因になってしまいます。
定期的に今回ご紹介した掃除方法を試すようにしてみてくださいね!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。