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殺菌作用、消臭効果、制汗作用があり、私達の抱える悩みを解決してくれるミョウバン水。
ミョウバン水を生活に積極的に取り入れたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一方で、ミョウバンにはアルミニウムが含まれていることから、ミョウバン水に危険性はないのか、デメリットはないのかなど、心配する方もいらっしゃると思います。
ミョウバン水の危険性やデメリットと摂取許容量を紹介します

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第一章:ミョウバン水の危険性

昔から、ミョウバンは食品添加物や制汗剤として広く使用されています。
お菓子づくりに欠かせないベーキングパウダーとして、漬け物づくりに欠かせない色落ち防止剤として使用されており、日常生活で摂取するぶんには、ミョウバンを体内に取り入れても問題がないことが分かります。

また、ミョウバン水は、古代ローマ時代から制汗剤として使用されています。
ミョウバンに含まれているアルミニウムは、基本的に経皮吸収されないので、ミョウバンを皮膚につけても問題がありません。

では、ミョウバンを大量に摂取した場合、身体に害はないのでしょうか?

実は、食品の安全性を評価している国際機関であるJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)や日本の厚生労働省では、「体重1kgあたり、一週間に2mgまで」という、ミョウバンの摂取基準を設けています。

これは、人間がミョウバンを生涯摂取し続けても、健康に悪影響を及ぼさないと推定される許容量です。

ミョウバンに10%の割合で含まれるアルミニウムを、ラットに多量に投与する実験では、腎臓や膀胱に悪影響を与えたり、握力を低下させたりする結果が出ており、摂取しないことに越したことはありません。

厚生労働省は、アルミニウムを含む食品添加物の使用を低減するよう、食品メーカーに働きかけています。

普段の生活で、お菓子やお漬け物など、ミョウバンを使用している食品を食べる程度では、身体に影響を与えることはありません。

注意!
しかし、消化機能が未熟な子どもが、ミョウバンを大量に摂取すると、消化器官が炎症を起こしたり、下痢や嘔吐などの症状を引き起こすおそれがあります。子どもの手に触れない場所で使用したり、保管したりするようにしましょう。

自分でミョウバン水を作る時には、最初は薄めに作って、皮膚が炎症を起こさないかどうか、パッチテストをするなどして、濃度を調整すると安心です。

また、ミョウバン水には収れん作用があり、汗が気になる箇所にミョウバン水を使うことで、汗腺が閉じて、汗が出にくくなるといわれています。

汗を抑えれば、においも抑えることができるのですが、においが気になるからといって、ミョウバン水を全身にたっぷりつけると、汗の出口がなくなってしまい、体温調節をできなくなったり、かぶれたりします

気になる箇所にだけ、つけるようにしましょう

また、金属アレルギーの方も注意が必要です。
ミョウバンに含まれているアルミニウムはアレルギーを起こしにくい物質ですが、念のため、使用を控えたほうが良いでしょう。

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第二章:ミョウバン水のデメリット

ミョウバン水の危険性について紹介しましたが、使い勝手はどうなのでしょうか?
ミョウバン水のデメリットを紹介します。

(1)乾くのが遅い

ミョウバン水はミョウバンと水を混ぜただけの水溶液で、市販の消臭剤や制汗剤に比べて、含まれている成分が少ないため、乾くのが遅いです。
環境によりますが、水分が蒸発するまで、5分間ほど放置しなければいけません。
急いで消臭したい時、制汗したい時には向いていないといえるでしょう。

(2)酸性には効かない

ミョウバンが酸性であるという特性を活かして、体臭のもとを消したり、中和したりしているので、においの元が酸性である場合、消臭効果は全くありません。

チーズなどの発酵食品は酸性です。チーズを食べる前に、ミョウバン水を直接かけることはないと思いますが、例えば、ゴミ箱に捨てるチーズを消臭したいと思っても、ミョウバン水の消臭効果は期待できないということを覚えておきましょう。

(3)持続性が低い

ミョウバン水の消臭持続時間は6時間ほどといわれており、朝出かける前にミョウバン水をつけても、昼過ぎには消臭効果がなくなってしまいます。
残業が多い方、出歩く時間が長い方は、1日に最低でも3回はつけなければいけません。

ミョウバン水の保存期間は、常温で3日間です。
早く使い切るためにも、いつでも、どこでも使えるようにするためにも、ミョウバン水をスプレーボトルに入れて持ち歩くといいですね。

(4)乾燥肌には向いていない

ミョウバン水には殺菌作用があり、化粧水と同じ感覚で使いたい方が多いと思いますが、ミョウバン水には保湿力がありません
そのため、ミョウバン水をたくさんつけると、皮膚が乾燥してしまいます

ミョウバン水を皮膚につけることで、皮膚の皮脂を取り除くことができますが、必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌荒れを起こしたり、ニキビが悪化したりするおそれがあります。
初めて顔に使う時は、少量で試したり、濃度が低いミョウバン水で試したりして、皮膚トラブルを防ぎましょう

まとめ

ミョウバン水の危険性、デメリットについて紹介しました。
ミョウバン水には、確かに危険性はありますが、摂取基準を守って、適切に使用すれば、健康を害することはありません

子どもやペットの口に入らないよう、取り扱いには十分注意しましょう。

また、ミョウバン水は乾くのが遅く、持続性が低いことから、忙しい方には向いていません。
市販の消臭剤や制汗剤を使用するのがオススメです。
場面や時間によって、使い分けるのもいいですね

最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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