シーズンが終わって、石油ファンヒーターを片付ける前に掃除している方も多いと思いますが、
シーズンが到来し本格的に使用する前に、もう一度掃除するのがオススメです。
シーズン前の掃除の仕方を、フィルターや給油タンクなど部品別に紹介します。
石油ファンヒーターを掃除する前の注意点
石油ファンヒーターの掃除をする際には、消火していること、温度が十分に下がっていることを確認して、やけどを防ぎましょう。
また、電源プラグをコンセントから抜いて、感電を防ぐことも大事です。
内部には、灯油の汚れや鋭い部品があるので、手が汚れたり、怪我したりしないように、ゴム手袋や軍手をはめましょう。
石油ファンヒーター各部品の掃除方法
(1)石油ファンヒーターのフィルターの掃除の仕方
石油ファンヒーターの背面に、空気の取り入れ口である吸気フィルターがあります。
フィルターに室内の空気を集めて、機内に取り込み、吹き出し口から温風を出します。
冬はセーターなど、毛ぼそが落ちやすい衣服を着ることが多く、また、部屋を締め切っていることが多いので、埃がフィルターに集まりやすくなっています。
石油ファンヒーターのフィルターに、埃やシリコンが詰まっていると、温風が弱くなったり、逆に、ヒーターが過熱して、動かなくなったり、故障したりしてしまいます。
フィルターを濡れたまま取り付けると、カビが発生してしまうかもしれません。
(2)石油ファンヒーターの内部の掃除の仕方
石油ファンヒーターの内部に埃が入っている場合は、前面を開けて掃除をしてください。
前面を開けられない機種であったり、前面を開けることに自信がなかったりするなら、メーカーに連絡をして、内部を掃除してくれるか聞いてみましょう。
(3)石油ファンヒーターのファンの掃除の仕方
フィルターを取ると、ファンが出てきます。
ファンを取ることができそうであれば全体を、取ることができなさそうであれば見えている面だけでも、布巾で拭きましょう。
(4)石油ファンヒーターのカートリッジタンクの掃除の仕方
空っぽにしたら、タンクの外側、内側を洗って、しっかり乾かしてください。
(5)石油ファンヒーターのタンクの受け皿の掃除の仕方
カートリッジタンクの下に、灯油の受け皿があります。
受け皿に油が残っていると、タンクの中を空っぽにした意味がありません。
スポイトを使って、灯油を抜き取り、乾いた布巾などで受け皿を拭き取ります。
汚れがある場合は、歯ブラシなどで汚れを取って、洗い流してから、しっかり乾かしましょう。
(6)石油ファンヒーターの吹き出し口の掃除の仕方
石油ファンヒーターの温風の吹き出し口は、埃やゴミがたまりやすいです。
定期的に、吹き出し口を拭き取りましょう。
濡れタオルやウェットティッシュなどで、吹き出し口を拭き取ると、埃が内部に入りません。
(7)石油ファンヒーターの前面の掃除の仕方
メーカーによって異なりますが、本体と前面を繫ぐビス(ネジ)を外すと、前面が外れます。
汚れが気にならなければ、雑巾で拭くだけで十分ですが、汚れが酷い場合には、アルカリ性洗剤を使って掃除すると、油汚れを落とすことができます。
もし、丸洗いできるなら、水に浸けるのが手軽ですね。
(8)最後に
シーズンが到来して、本格的に使用するようになるまで、石油ファンヒーター用の収納袋を被せておくと、埃を被ったり、内部に埃が溜まったりしなくて済みます。
まとめ
フィルター、内部、ファン、タンク、受け皿、吹き出し口、前面について、掃除の仕方を紹介しました。
掃除をする際には、やけどや怪我をしないように、くれぐれも注意してください。
掃除をし終えたら、石油ファンヒーター用の収納袋を被せて、シーズン到来時に、綺麗で清潔な石油ファンヒーターを使えるようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。