キッチンや浴室・トイレなどは定期的に掃除するけど、意外と布団は掃除しないという人が多いのではないでしょうか。
実は、布団もキッチンなどと同じく定期的に掃除をしないと、ダニやカビの巣窟となってしまうことがあります。
そこで今回は、布団の掃除の仕方をご紹介いたします!
布団にダニやカビが繁殖しやすい理由
私たちが生活する家には、どんなに綺麗にしていても必ずダニが存在しています。
布製品などはダニが繁殖しやすく、また家庭で繁殖するダニの一種チリダニは、人間の垢やフケなどをエサに繁殖します。
そのため、布団はダニにとって絶好の繁殖場所となっていることがあります。
キッチンやトイレなどを定期的に掃除するように、布団も定期的にメンテナンスをするようにしましょう。
布団掃除の仕方
ダニだけでなく、布団には衣類に付着した食べカスなどのゴミも大量に落ちています。
また、夏場など汗をかく季節はシーツに汗が付着していることが多く、シミや嫌なニオイの原因になってしまうことも…。
それでは、これらの汚れを綺麗にする布団掃除の仕方をご紹介いたします!
シーツ
シーツは肌が直接触れるので、ヨダレや皮脂などの汚れが付着しやすくなります。
また、夏場は汗を吸うので小まめに洗濯するようにしましょう。
季節によって異なりますが、理想は週1回の洗濯です。
あまり洗濯頻度が多いと、シーツを傷めてしまうので注意しましょう。
汗
汗は下へ落ちて行くので、特に敷き布団は汗などによる湿気を多く含んでいます。
そのまま放置しておくとダニだけでなくカビも発生してしまうので、最低でも週に1回は天日干しして乾燥させるようにしましょう。
天日干しが出来ないときは、布団乾燥機をするようにしましょう。
布団に掃除機のかけ方
布団にはどうしてもダニが多く潜んでいます。
そのため、天気の良い日に布団を干したあと、ダニの死骸や糞などのゴミを掃除機で吸うことで、これらのゴミを人間が吸うのを防ぐことができます。
掃除機のかけ方
布団に掃除機をかける時は、ゆっくり掃除機を押しあてながら動かしていきます。
早く動かしてしまうと、布団の中のゴミをしっかり吸い取ることができないからです。
時間をかけてじっくりと掃除機をかけていきましょう。
裏・表両方掃除機をかけたら終了です。
効果
掃除機ではなく、近年では布団専用掃除機を使用しているご家庭も増えてきました。
布団専用掃除機の場合、布団に掃除機をかけていると白い粉が大量に吸っていることに気付いた人も居ると思います。
この白い粉は、実は私たち人間から剥がれ落ちた皮脂です。
このように、ただ布団を干すだけでは取り切れなかった細かい汚れを、掃除機で吸い取ることができます。
これらのゴミはダニやカビの餌となってしまうので、放置すればアレルギーの原因になってしまいます。
特にダニが大量に繁殖する6月頃までには、一度布団に掃除機をかけておくことをおすすめします。
まとめ
キッチンやトイレを定期的に掃除するように、布団も定期的に掃除することで、ダニやカビの繁殖を防ぐことができます。
シーツは週1回を目安に選択し、天気の良い日に布団を干したあとは掃除機で細かなゴミを吸い取るようにしましょう。
これから訪れる梅雨までにしっかりメンテナンスをしておくと、ダニやカビ大繁殖を防ぐことができます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。