岡山県岡山市は政令指定都市として発展しながらも、昔ながらの街並みも残しつつ存在する場所です。
そんな北区の番町というところも、魅力ある地域の一つとして挙げることができますよ。
そこでこちらでは
「伊勢神社(岡山市北区番町)猫の宮司がいる神社とおすすめの雑貨カフェ」についてご紹介します。
メインは最近話題となり、県内外からたくさんの人が訪れる猫の宮司がいる「伊勢神社」についてお伝えします。
猫ブームの中で注目されている伊勢神社は、岡山城や岡山後楽園にも近く足を伸ばしてみては如何でしょう。
通称「伊勢宮(いせのみや)」として親しまれている伊勢神社
岡山市北区番町にある伊勢神社は、地元の人からは「伊勢宮(いせのみや)」の通称として愛され存在しています。
伊勢神社は、かの有名な三重県伊勢市にある「伊勢神宮」の論社でもあります。
境内を見て回ると、提灯などには伊勢神宮と同じ家紋である「花菱の紋」がいたる所で見かけることになります。
地元の人からは「岡山のお伊勢さん」と呼ばれることもあります。
そして、主祭神も伊勢神宮と同じ「天照皇大神」と「豊受大神」でその繋がりに気付く方もいらっしゃいます。
どうして番町に伊勢神社があるのか気になりますね。
しかし、宮中に祀っている天照大神の神威があまりにも強いことから、天照大神は各地を転々とすることになり、全国各地をまわります。
その際に岡山県にあたる当時の吉備国には4年もの年月鎮座していたのです。
天照大神が鎮座していたことを伝えるための「伊勢神社」と言われています。
天照大神は、最終的には三重県の伊勢市に鎮座したということで「伊勢神宮」が今でも有名となっているようですよ。
伊勢神社の守っているのは「あいちゃん」
伊勢神社の主祭神は天照大神と豊受大神であることは間違いありませんが、今の伊勢神社にはもう一人(?)、大事に守っている人物(?)がいます。
それが、今話題となっている雄猫の「あいちゃん」です。
あいちゃんは、実は番町の伊勢神社の「名誉宮司」として守り、参拝者の方をお出迎えしているのです。
もともとこのあいちゃんは、近所の方に飼われていたペットなのですが、伊勢神社の雰囲気や空気を気に入ったのか、幾度となく訪れていて、最後は住み着いてしまったようです。
すると、鳥居の前に参拝者を出迎えたり、拝殿の鈴の音に反応して表れ参拝者の後をついて回ります。
時には猫らしく、日向ぼっこを楽しみ毛づくろいをしている姿を見かけ、和やかな雰囲気を醸し出します。
瞬く間に参拝者たちの人気者になったことで、宮司は猫のあいちゃんを名誉宮司として一緒に伊勢神社を守っていくことに決められました。
名誉宮司、あいちゃんと戯れたいなら
番町の伊勢神社は普段の境内は無人です。
初詣の際にはほとんどは地元の方ですが多くの方で賑わいますので、その時期はさけて参拝をすると猫のあいちゃんと戯れることができますよ。
追いかけたら逃げてしまうこともありますが、名誉宮司として伊勢神社を守る姿に癒されてくださいね。
トコトコ歩く姿は伊勢神社のパトロールに励んでいるようにも見られます。
また、毎月1日の月次祭には本来の宮司さんの横にあいちゃんがいる姿も見ることができる確率が高いので、ぜひ狙って参拝しましょう。
伊勢神社のみどころ
伊勢神社に猫の名誉宮司あいちゃん目的に参拝してもいいのですが、せっかくならば伊勢神宮の論社としても感じましょう。
本殿
伊勢神社と伊勢神宮の共通を見ることができます。
本殿は「神明造(しんめいづくり)」と呼ばれる建築様式で伊勢神宮と同じです。
本殿の屋根の部分は、両端につけられている千木と呼ばれる建築部材は、左側が内宮、右側が外宮となっているのです。
もちろん、これも伊勢神宮と深い結びつきのある神社を知る手掛かりになります。
摂社
十五末社の中に見られるのが「斎宮」「伊雑宮」など。
これらは、伊勢神宮と関わりを持つ神様であり、「元伊勢」と呼ばれる由縁でもあります。
電話:086-222-5018
番町でおすすめの雑貨カフェ
伊勢神社を参拝し、猫の名誉宮司あいちゃんに癒されたらお腹もすいてくることでしょう。
そんな時には、「ネイロ堂」を訪れましょう。
番町は新しい建物と昔ながらの街並みが残る地域です。
その中にネイロ堂は古民家リノベ型の雑貨カフェで、カレーが美味しいと評判です。
ゆったりした空間で、過ごした一日を振り返ることができますね。
電話:086-234-8418
最後に
「伊勢神社(岡山市北区番町)猫の宮司がいる神社とおすすめの雑貨カフェ」についてご紹介しました。
岡山市北区番町までは岡山駅からのアクセスもよく、岡山城や岡山後楽園などにも近いので
是非、この機会に猫の宮司のいる伊勢神社を参拝し、番町を楽しんでくださいね。
癒しの一日になるはずですので、岡山のおすすめスポットの一つとしてぜひ訪れてみましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。