マメに掃除機をかけていても、フリーリングには皮脂汚れや砂埃など、様々な汚れが付着しています。
また、これらの汚れは肉眼では見ることができないことも多く、取り損ねたゴミはダニやカビの餌になってしまいます。
衛生上も悪いですし、フローリングにカビが生えてしまうと、最悪はフローリング自体を取り変えることになります。
そこで今回は、フローリングの掃除方法と便利グッズ、ペットを飼っている場合の注意点をご紹介いたします。
フローリングの正しい掃除方法とは
日常的な掃除方法として、掃除機やフロアワイパーを使用しているご家庭が多いのではないでしょうか。
掃除機やフロアワイパーは手軽に掃除をすることができる便利グッツですが、これだけではしっかり掃除をすることができません。
それでは、フローリングをピカピカに掃除するための方法をご紹介いたします。
①フロアワイパーでゴミを取り除く
いきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気でホコリが舞ってしまいます。
一度舞い上がってしまったホコリは、床に落ちてくるまで約1時間は空気中を浮遊していると言われていますので、せっかく掃除をしても、終わった頃には床にホコリが付着してしまいます。
そのため、まずはドライシートを取りつけたフロアワイパーでホコリなどの細かいゴミを取り除きましょう。
②掃除機でゴミを吸う
ホコリなどの細かいゴミを取り除いたら、次は掃除機で大きなゴミを吸い取りましょう。
フローリングを傷つけないためにも、力を入れて掃除をしないように気を付けます。
また、早く掃除機をかけてしまうとゴミを取り切れないので、じっくり床に掃除機を這わせるように、一定のスピードで掃除機をかけていきましょう。
③水拭きを行う
ワックスでコーティングされているフローリングが多いと思いますが、ワックス剤の種類によっては、洗剤を使用することで剥がれてしまうことがあります。
そのため目立つ汚れがない場合は、水分を含ませて固く絞った雑巾で優しく水拭きを行うようにしましょう。
フローリング掃除に役立つ便利グッズ
お手入れが楽そうに感じるフローリングですが、
実は目に見えないゴミが多く付着しています。
そのため毎日の掃除に加えて、定期的にしっかりとフローリング掃除を行う必要があります。
それでは、フローリング掃除を楽にする便利グッズをご紹介いたします。
アルカリ電解水
先ほどもご紹介したように、フローリングにコーティングされているワックス剤は、洗剤の種類によっては剥がれてしまうことがあります。
また、水分や温度で溶けだしてしまったり、劣化や変色の原因になってしまう場合があるため、基本的には固く絞った雑巾で水拭きをします。
しかし、皮脂など頑固な汚れは水拭きだけでは落ちません。
そこでおすすめなのが、100円ショップなどで販売されているアルカリ電解水です。
アルカリ電解水は、水を電気分解してアルカリ性を強めた水溶液で、皮脂などたんぱく質汚れをしっかり落とすことができます。
また、多くの細菌や微生物も殺菌することができるので、消臭効果もあります。
アルカリ性の洗剤を使用しても良いフローリング掃除には、アルカリ電解水がおすすめです。
お米のとぎ汁
小さな子供が居るご家庭や、ペットを飼っているご家庭では、洗剤はなるべく使いたくありませんよね。
そこでおすすめなのが、“天然ワックス”とも呼ばれているお米のとぎ汁です。
お米のとぎ汁に含まれる米ぬかの油分には、汚れを落としてつやを出し、フローリングを保護する効果があります。
クイックルワイパー
水拭きをする時、足腰が悪い人などの場合は体勢が辛いことがありますよね。
そこでおすすめなのが、一家に一本は欲しいクイックルワイパーです。
フローリング掃除はもちろん、別売りのシートを使い分ければ、畳の掃除にも役立ちます。
ペットの健康を守るために気を付けたいこと
昔のように屋外で犬を飼うより、室内で犬を飼うご家庭が多くなりました。
日本の住宅事情も、昔ながらの和室が多い間取りから、フローリングを多く使用した洋風な作りが一般的になっています。
ペットを飼っている方は既にご存じかもしれませんが、フローリングはペットの足と腰に負担となる場合があります。
人間でも、フローリングの上で滑ってしまうことがあります。
ジャンプをしたり、走ることが多い犬や猫などのペットは、人間以上にフローリングで滑っています。
あるペット保険の統計によると、犬のケガの66.3%は家の中で起きており、特にフローリングが原因の脱臼や骨折が増えているとの報告があります。
そのため、ペットが居るご家庭では滑り止め用のコルクマットを敷いたり、ワックス剤に滑り止め効果のあるものを使用するなどして、ペットの安全を守るようにしてあげましょう。
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まとめ
手入れが楽そうなイメージがあるフローリングですが、
実は皮脂などの汚れが付着しています。
掃除機やフロアワイパーだけでは取り切れないので、固く絞った雑巾で水拭きをするなどして、しっかり掃除する必要があります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。