年末の大掃除の時期ですが、洗面所の壁紙に発生した「黒カビ」もキレイにしませんか?
洗面所は、「気が付けばカビが生えていた」なんてこともよくある話です。
お風呂のカビは目立つし気が付きやすいのですが、意外と気が付きにくいのが洗面所です。
毎日手洗いや洗面、歯磨きをするところでもありますし、多くの場合お風呂と続いており湿気もたまりやすい所です。
この機会に洗面所をチェックしてみては如何でしょう?
洗濯機の横や裏などは要注意です!
洗面所の壁紙の黒カビを簡単でキレイにとる方法をケース別に4つの方法をご紹介します。
壁紙に生えた黒カビをとる方法
黒カビをとる方法は、カビの大きさによって2種類あります。
黒い点がある場合
メラミンスポンジ(激落ちくんなど)でこすると、すぐに取れます。
↓
絞った雑巾で拭く
↓
渇いた布で乾拭き
という要領です。
カビ掃除をしたつもりがカビを増やしてしまったとならないように!
直径10cm以上に広がり黒いシミのようになっている場合
方法は3つあります。
掃除方法1
・スプレーボトル
・重曹スプレー
・清潔なふきん(もしくはガーゼ)
・消毒用エタノール
1.お酢を2~3倍に薄めスプレーボトルに入れカビにスプレーします。
この作業で、タンパク質を含むカビが緩んで、取りやすい状態になります!
2.重曹スプレーをします。
市販の重曹スプレーで大丈夫です。
ない場合は、重曹大さじ1杯を水100ccに溶かします。
スプレーボトルに入れてスプレーする。
重曹が、カビの栄養となる汚れを分解してくれます!
3.清潔なふきんで優しく叩くように拭き取る
必ず清潔なものを使い、しっかりと拭き取りましょう。
4.乾いた布で乾拭きします。
このとき、しっかりと水分をとりましょう。
5.消毒用エタノールをスプレーし乾かします。
消毒用エタノールはカビ菌を死滅させます。揮発性も高いので乾きも早いです。
掃除方法2
白い壁紙やコンクリートなどの場合
色柄物や毛・絹・ナイロン・アセテート・ポリウレタンに使えません
塩素系の「衣料用ブリーチ」は強力なので、匂いもきつく換気が絶対です!
服やズボンも液がかかると色落ちしますので注意が必要です。
お子さんやペットのいる家では、作業中、作業後しばらくは近付かないように注意してあげてください。
・スプレーボトル
・ゴム手袋
・マスク
・メガネまたはゴーグル
・ティッシュ
・雑巾
2.スプレーボトルに衣料用ブリーチの原液を入れカビに直接スプレーします。
このとき、水で薄めるとあまり効果はありません。
高い所にスプレーする場合は、目に入らないように十分注意してください。
3.スプレーした上にティッシュを被せ、もう一度スプレーします。
ティッシュが張り付けばOKです。
ティッシュを使うことで、スプレーが当たらなかった所にもまんべんなく
ブリーチが行き渡ります。
4.5分くらい置いて、ティッシュを剥がします。
この時、ティッシュはすぐにゴミ袋などに入れ密封しましょう。
5.雑巾で水拭きする。
カビも取りますが、匂いもとる拭きとる感じでしてください。
6.雑巾で拭いても匂いはしばらく残りますので、換気を十分にしてください。
お酢と衣料用ブリーチが混ざると有毒ガスが発生します!
まさに「混ぜるな危険!」です。
掃除方法3
この方法は色物の壁紙などでも使えますが、手間がかかります。
黒カビは死滅し、掃除でカビを増やすことはありません。
黒い色が残る場合があります。
・スプレーボトル
・ゴム手袋
・雑巾
・新聞紙
・重曹
2.消毒用エタノールをカビにスプレーします。
消毒用エタノールは揮発性が高いのですぐに乾きます。
3.固く絞った雑巾で下の新聞紙に拭き落とします。
4.この作業を3~4回繰り返すとカビ菌が死滅しますが、黒いシミは残ります。
黒カビの色素は強くカビ菌が死滅しても黒い色は残ります。
5.重曹に水を数的含ませてよく練り、粘土状にします。
6.ビニール手袋をした指で粘土状にした重曹を直接壁に塗りつけます。
7.5分くらい置いて、重曹を拭き取ります。
シミが濃い場合は、重曹を多い目の塗って、
ラップをして10~20分くらい置いてから拭き取ります。
8.取れにくい場合は、この作業を繰り返した下さい。
薄手の壁紙の場合、続けてすると壁紙が浮いてくることがあります。
時間を空けてから再度やってみてください。
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最後に
お風呂で使う「カビキラー」などは、とてもよくカビを落とせますが、反面強力なため完全に水で流しきれるところしか使えません。
掃除方法2でも、「キッチンハイター」などではなく「衣料用ブリーチ」を使用してください。
また、これらの方法でカビをとっても、また直ぐにカビが発生するようならば、
壁紙だけでなく、下地にまでカビが入り込んでいる可能性があります。
(賃貸の場合、仲介の不動産業者やオーナーに相談してみましょう)
その場合、専門の業者に依頼するか、腹を決めて、壁紙を剥がし下地にも同様の処理をしカビを除去してから新たに、壁紙や防水のパネルを貼るようにしましょう。
DIYで簡単に貼れる壁紙やパネルも多数あります。
一度、チャレンジをしてみても良いかも知れません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。