草取りをしてもすぐに生えてくると悩んだり、きりがないから草取りは年に一度しかしないと諦めたりしていませんか?
草がすぐに生えるなら、もしかしたら、草取りの仕方が間違っているのかもしれません。
また、草取りには効率的に進めるコツがあります。
庭の雑草を楽に取る、回数を減らすコツ、草取りをしない影響を紹介します。
第一章:庭の雑草を楽に取る、回数を減らすコツ
体力を消耗する草取り。
草取りするなら楽に、そして、回数をできるだけ減らしたいですよね。
庭の雑草を楽に取るコツ、草取りの回数を減らすコツをみていきましょう。
1.庭の雑草を楽に取るコツ
草取りは雨の日か雨が上がった直後に
土が固まっていると、草を引き抜く時に必要以上に力を入れることになって疲れてしまいます。
これは言い換えると、土が柔らかければ、スポッと引き抜きやすいということです。
土が柔らかいのは、土が水を含む雨の日。
夏場なら、雨の日にカッパを着て草取りをしましょう。
冬場の雨の日は気温が下がって、体調を崩す原因になりかねないので、雨が上がった直後など、土が固まる前に草取りをしましょう。
草取りは早朝か夕方に
休日を使って草取りをする方の中には、ゆっくり起きて、朝ごはんをゆっくり食べて、10時頃から草取りを始める方が多いのではないでしょうか。
午前中とはいえ、10時頃は気温が既に上がり始めています。
虫刺されや日焼けを防止するために、長袖や長ズボンを着たり、首回りにタオルを巻いたりして草取りをしますよね。
熱が服の中にこもりやすいので、気温が上がる前に草取りを終えなければいけません。
冬場であれば、気温が上がってから草取りをするほうがいいですが、夏場であれば、熱中症や日射病になるおそれがあります。
早く起きられる方は朝7時頃から、早く起きられない方は夕方に日が沈んでから草取りを始めましょう。
一日で草取りを終えるのが難しいなら、出勤する前や家事を始める前のちょっとした隙間時間などを使って、毎日10分ずつでも草取りをすることで、体力の消耗を抑えられます。
ゴム製の軍手を使う
草取りをする時に欠かせないのが軍手ですよね。
素手で草取りをすると、葉っぱで手を切ったり、虫に刺されたり、草の汁でかぶれたりするおそれがあります。
しかし、雨の日や雨が上がって間もない時に草取りをするとなると、布製の軍手では水がしみこんで、手がふやけてしまいますよね。
このような場合でも、ゴム製の軍手であれば、水がしみこみません。
私のおすすめは「3M コンフォートグリップ グローブ」です。
3M コンフォートグリップ グローブの口コミ
さらに、抜く時にもしっかり草をグリップするので簡単に抜けます。
耐久性もあり、現在3か月くらい使用しますがまだいけそうです。
2.草取りの回数を減らすコツ
草取りをしてもすぐに生えてくるなら、草を根っこから引き抜けていないのかもしれません。
草を根っこから引き抜かないのは、草取りではなく草刈りです。草刈りでは草が根っこから水分や栄養を吸い上げて、あっという間に再び育ってしまいます。
草取りの回数を減らすためには、草を根っこから引き抜く必要があります。
しかし、草を根っこから引き抜こうとしても、茎の途中でプチッと切れてしまうこともあります。
また、茎が太い草であれば、草抜きに時間がかかったり、一本一本抜くのに体力を使ったりしてしまいますよね。
そこで、私がおすすめしたいアイテムは「モンブラン 草取り一番百発百中 215MM」です。
重さはなんと約50g!スマホより軽いので、片手に持って草取りをしても、手が疲れません。
使い方はとても簡単で、できるだけ深い土の中に差し込んで、土を掘り返すように引き抜くだけです。
細かい根っこが土の中に残っても、土に何度か刃を差し込めば、細かい根っこが刃に絡みついて、面白いように取れます。
モンブラン 草取り一番百発百中の口コミ
昔は見なかった様な(気のせいかもしれませんが)、根が頑固に張っている雑草、うっかり指で掴むとトゲが痛い雑草。
ドンドン、引き抜けますよ。握りの部分も、使い易い大きさ、形状だと思います。
快適です。
根っこから確実に取れるので、次の雑草が生えにくいと思います。
庭も花畑もこれ一本で、楽しく草引きできています。
また、土が柔らかいのにどうしても引き抜けない、
コンクリートの隙間から生えている草を引き抜きたいという場合は、
根っこに熱湯をかけて、草を枯らせば引き抜きやすくなります。
ただ、台所でお湯を沸かして、やかんを庭まで持って行くのは、火傷するおそれがあり危険です。
決して庭全体に熱湯を撒こうとせず、引き抜けない草だけにかける部分使いをしましょう。
第二章:草取りをしない影響
できればしたくない草取り。
したくないことをしなければいけない時に必要なのは「きっかけ」です。
草取りをする気を起こすためにも、草取りをしないとどうなるのか、雑草が及ぼす影響をみていきましょう。
1.植物が育たない
花壇や鉢に複数の植物を植える時に、植物と植物の間を開けずに植えませんよね。
土の中で植物の根っこが絡まったり、日当たりが悪くなったりするのを防ぐために、植物と植物の間をある程度開けて植えるのが一般的です。
その隙間に雑草が生い茂ると、雑草と植物の根っこが絡まって、植物が根っこから水分や栄養を吸い上げられなくなったり、植物が光合成をできず育たなくなったりします。
また、草の中には、害虫を寄せ付ける種類があります。
その草の近くに植えている植物に害虫が移って、成長を妨げるおそれがあります。
2.マダニが生息する
人や動物に噛みついて、血を数日間吸い続けるマダニ。
マダニが身体に付いていることに気付いて取り払おうとすると、マダニの身体の一部が皮膚に突き刺さったままになり、皮膚が化膿します。
自己判断して処置するのではなく、皮膚科を受診する必要があるのです。
そんな厄介なマダニは草が生い茂っている場所に生息します。
草取りをせずに、庭に出入りすると、マダニに噛みつかれやすくなります。
まとめ
庭の雑草を楽に取る、回数を減らすコツ、草取りをしない影響を紹介しました。
楽に草取りをする絶好のタイミングは、雨の日か雨が上がった直後の土が固まる前です。
草取りの回数を減らすためには、草を根っこから引き抜く必要がありますが、土が柔らかければ、力をあまり入れずに草を引き抜けます。
根っこから引き抜けない草には、根っこに熱湯をかけて、草を枯らしてから引き抜いたり、補助アイテムを使ったりしましょう。
また、体力の消耗を抑えたり、熱中症や日射病を防いだりするためにも、特に夏場は早朝や夕方などの涼しい時間帯に草取りを始めてください。
草取りをせずに、雑草をそのままにしておくと、植物が育たなくなったり、マダニが生息して、健康に被害を及ぼしたりするおそれがあります。
効率的に草取りをして、綺麗な庭を保ちましょう!