重曹とクエン酸、お掃除に使うと良いとよく聞きますが、
掃除のときにどのような使い方をすれば良いのでしょうか?
重曹とクエン酸を掃除のときの使い方をご紹介します。
また、重曹とクエン酸は混ぜたらどうなるのでしょう?
元々、食用にも使われている重曹とクエン酸です。
身体に安心なもので、赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使用できます。
重曹の性質と使い方
重曹は弱アルカリ性です。
中和、消臭、吸湿、研磨、軟水、発泡、膨張などの作用があります。
掃除では、酸性の成分のものを中和させて落としやすくなります。
酸性の汚れの代表的なものは油汚れです。
キッチンの油汚れはもちろん、皮脂汚れにも効果を発揮します。
キッチンの大掃除などには欠かせないものです。
・鍋などの焦げ
・排水口のぬめり
・生ごみの悪臭
・茶渋
・湯垢
重曹水の作り方
水またはぬるま湯100ccに小さじ1杯(約5g)の重曹を溶かすだけです。
2.重曹に水を食わえペースト状にして使う
重曹ペーストの作り方
重曹3水1を混ぜ合わせ、割りばしなどでよくかき混ぜペースト状にする。
3.直接、重曹の粉をかける
と3段階の使い方が出来ます。
・レンジ廻りの油の飛び跳ね
・キッチンの床
・キッチン家電
・電子レンジ
・電気ポット
・ドアの取っ手
・手摺
・フローリング
・カーペット
など、通常の汚れはだいたい落ちます。
・コンロ
・コンロ前や横の壁
など油汚れのひどいもの
・排水口
・換気扇(レンジフード)
・コンロの五徳
など
PHが低いだけ安全安心に使う事が出来ますが、洗浄能力は他のアルカリ洗浄剤に比べて劣ります。
あまりにも頑固な油汚れは完全に落ちきらない可能性があります。
その時は「セスキ炭酸ソーダ」を使てみては如何でしょうか!
特に、何年も放置した換気扇やシロッコファンにはお勧めです。
クエン酸の使い方
クエン酸は弱酸性です。
水垢汚れの除去、除菌、消臭などの効果があります。
掃除では、アルカリ性の成分のものを中和させて落としやすくなります。
アルカリ性のものと言えば水廻りが主になります。
トイレ・お風呂・キッチンなどの水回りの掃除に効果を発揮します。
お風呂のカランや鏡に「白い塊」が出来たりします。
あれは、水の成分であるミネラル(アルカリ成分)が固まって出来たもです。
・石鹸カス
・トイレの黄ばみ(尿石など)
・トイレの悪臭
・タバコのヤニ
クエン酸水の作り方
水またはぬるま湯100ccに小さじ1杯(約5g)のクエン酸を溶かすだけです。
・バスグッズ
・キッチン家電(重曹スプレーで落ちなかった水垢の汚れ)
・トイレの黄ばみや消臭
1.鉄の成分の汚れや錆びには効果がありません。
2.クエン酸を使った場合は、必ず水洗いをするか、濡れた雑巾で拭きとってください。
重曹とクエン酸を混ぜるときの使い方
重曹とクエン酸を混ぜると、中和され水と二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素の発砲作用でたくさんの炭酸ガス発生します。
酸性・アルカリ性のどちらの汚れも落ちるので効果的です。
・お風呂やキッチン、洗濯機置場の排水口
・洗面器やお風呂のイスなどのヌメリ
・便器の水アカ
・窓ガラスなどのホコリ汚れ
2.振りかけた重曹にクエン酸をかける。
3.ぬるま湯をかける
4.炭酸ガスが発生すし汚れが落ちる。
5.古い歯ブラシなどで擦る
6.水で洗い流す。
アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を混ぜると危険そうに思いますが、発生するガスは二酸化炭素(炭酸ガス)なので大丈夫です。
まとめ
、重曹とクエン酸のことについてまとめました。
重曹もクエン酸も食品にも使われるもので、小さなお子さんがおられるご家庭でも安心して使えます。
少し手間はかかりますが、安価で安全性も高いので
「重曹水スプレー」と「クエン酸水スプレー」を常備されていると、とても便利です。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、直ぐに慣れますので是非お使いください。
ひどく汚れた排水口も炭酸がしつこい汚れを浮かせてくれ、ヌルヌルドロドロも解消してくれます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。