夏になると、運動していなくても、自然に汗をたくさんかきますよね。
高い気温と共に体温が上昇し、身体は汗をかくことで体温を調整しようとします。
汗として、水分と塩分を失うことで脱水が起きますが、赤ちゃんは大人よりも脱水になり易いことを知っていますか?
赤ちゃんが脱水になり易い理由、予防のための注意点を紹介します。
 

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赤ちゃんが脱水になり易い理由

1.赤ちゃんの身体は、大人より水分量の割合が高い

大人の身体の水分量は体重の60~65%といわれていますが、一方で、新生児は80%乳児は70%と、水分量の割合が高いです。

そのため、赤ちゃんは大人よりもたくさんの水分を必要としているのです。

2.赤ちゃんの細胞外液が細胞内液よりも多い

私達の体の中にある細胞は60兆億もあり、人間の体にある水分は、細胞の中にある細胞内液、血液などの細胞外液の2つに分けられます。

成人の水分量60%のうち、細胞内液が40%、細胞外液が20%なのに対し、新生児の水分量80%のうち、細胞内液が35%、細胞外液が45%で、細胞外液が細胞内液より多いです。

水分は細胞外液から失われ始めるため、赤ちゃんは脱水を起こし易くなるのです

3.排出する水分量が多い

赤ちゃんは腎機能が未熟で、おしっこの濃度を調整することができません。
乳児のおしっこは、匂いがあまりありませんよね。これはおしっこが薄いためです。
濃いおしっこであれば回数も少なくて済みますが、薄いと回数が多くなるため、水分が失われ易いのです。

また、赤ちゃんの新陳代謝は大人の2倍といわれており、汗をたくさんかくことも水分の喪失に繋がります。

(4)消費する水分量が多い

水分は、成長に必要なエネルギーを生み出すために必要で、日々成長する赤ちゃんは水分をたくさん消費します。

(5)嘔吐や下痢を起こし易い

大人に比べて免疫がないため、ウイルスや細菌を身体に取り込み易く、また、胃腸の機能が未熟なため、嘔吐や下痢をおこし易いのです。

嘔吐や下痢になった時に、正しく水分補給しなければ、すぐに脱水になります。

予防するための注意点


脱水を予防するためには、こまめに正しく水分補給してあげることが大事です。

一気にたくさん飲ませたり、冷たい飲み物を飲ませたりすると、赤ちゃんがお腹を壊してしまう可能性があります。お腹を壊して、下痢をしてしまうと、下痢によって水分を排出してしまい、本末転倒です。

冷蔵庫で保存していた飲み物を飲ませる時は、湯煎にかけたり、電子レンジで温めてあげましょう

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水分補給のタイミング


乳児は体重1kgあたり150cc
幼児は100~120ccの水分が必要だといわれています。

10kgの赤ちゃんであれば、1000ml必要だということです。
1000mlときくと、「小さい身体で、500mlのペットボトルを2本も飲むの!?」とビックリしてしまいますが、これは食事に含まれる水分量も含んでいます。

まずは、
朝食時、昼食時、おやつ時、夕食時、入浴後の5つのタイミングをメインに水分補給してあげましょう。

そして、
お散歩して、たくさん汗をかいた時にも、食事に支障が出ない程度に、水分補給してあげましょう。

母乳育児のお母さんは、タイミングを気にせずに母乳をあげてもかまいません
ミルク育児のお母さんは、ミルク缶の記載事項を参考に飲ませます

また、食事に果物を取り入れることも、水分補給に繋がりますよ。

効果的な飲み物


母乳育児のお母さんは、是非母乳を飲ませてあげてください。
母乳は吸収率が高く、また、必要な栄養素がしっかり含まれているためです。

母乳育児ではないお母さん、母乳を卒業した赤ちゃんは、水分の排出方法にあわせた飲み物を選びましょう。

夏場による体温上昇や発熱で水分を排出した場合は、
体内の塩分濃度が高い状態なので、お茶や白湯を飲ませてあげます。

お茶の中でも、麦茶がオススメです。
麦茶はノンカフェインなので、赤ちゃんの身体に負担がかかりません。
また、自宅で手軽に煮出してつくることができますよね。

赤ちゃんに飲ませる時は、大人用の麦茶を白湯で2倍に薄めてあげましょう。
一方、ウーロン茶や日本茶はカフェインが含まれているので、赤ちゃんの未熟な消化機能では消化するのに時間がかかり、身体に負担を与えてしまいます

お茶を飲ませてあげたい時は、赤ちゃん用麦茶を選んでください。

運動をして汗をかいたり、嘔吐や下痢で水分を排出した場合は、水分と共に多くの塩分が失われるので、ナトリウムやカリウムなどのミネラルが電解質として含まれた「OS-1」がオススメです。
効率的に水分を補給することができます。
ただし、お茶に比べてカロリーが高いため、飲ませすぎには注意しましょう

最後に

赤ちゃんはまだ、「喉が渇いた!」、「何か飲みたい!」とは言えませんが、お母さんが気を配ることで、脱水は予防できます。

普段から赤ちゃんの様子をよく見て、神経質にならずに、こまめに水分補給してあげましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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