生まれて間もない赤ちゃんは手足を動かすことしかできませんが、生後6ヶ月になると寝返りをし始めます。
生後10ヶ月になると、ハイハイし始めたり、早ければ歩き始めたりする赤ちゃんもいます。
4歳以下の子どもの事故が、意外に多いのが家の中での事故です。
動き回ることができるようになった子どもが危険な場所に行かないように、お母さんが子どもを見守るという意識も大事ですが、場所に合わせた対策をすることで自宅での事故を防げます。
窓やベランダ、キッチン、ドア、浴室など、子どもの事故が起きやすい場所別に、対策を紹介します。
窓やベランダ
窓
赤ちゃんが寝返りし始めたら、まず気を付けなければいけないのがベランダや庭に通じる窓です。
ベビーベッドに寝かせていれば、赤ちゃんが寝返りしても窓にぶつかることはありませんが、床に布団を敷いて寝かせている場合、窓にぶつかる可能性があります。
また、子どもが走り回るようになったら、窓に勢いよくぶつかる可能性があります。
窓にぶつかって、ガラスが割れると子どもが怪我をするおそれがあります。
ガラスにぶつかっても怪我をしないように、ガラスにネットを張りましょう。
私のおすすめは「日本育児 ベビーゲート ふわふわとおせんぼ キッズセーフ」です。
大人はまたげるけれども、子どもはまたげない高さのベビーゲート。
ネットがメッシュ素材なので、子どもがぶつかっても痛くありません。
また、組立ても取付けも簡単なので、お母さん一人でも手軽に使えます。
日本育児 ベビーゲート ふわふわとおせんぼ キッズセーフの口コミ
取り付けは簡単。
真ん中がネットになっているので、顔から突っ込んでも安心。
また、ネット越しに向こう側に居る親の顔が見えるので安心する様。
ベランダ
窓を開けているとぶつかってもガラスを割って怪我をすることはありませんが、ベランダに飛び出して転落してしまったり、柵にぶつかって怪我をしたりするおそれがあります。
ベランダや庭に洗濯物を干すために窓を開ける場合は、窓を開けっぱなしにするのではなく、その都度、窓を開け閉めするようにしましょう。
また、子どもが立てるようになると、窓の鍵に手が届いてしまいます。
大人が思っている以上に、子どもは大人の行動を見て覚えているんですよね。
窓に元々付いている鍵に加えて子どもの手が届かない窓の上下に補助錠を取り付け、鍵と補助錠をこまめに締めることで子どもがベランダに飛び出すのを防げます。
私は「ノムラテック ウインドロック サッシ用補助錠」を使っています。
子どもの転落防止はもちろん、防犯にも効果があります。
ノムラテック ウインドロック サッシ用補助錠の口コミ
キーを回して突っ張るだけなので簡単。
跡なども残らなそうでいいです。
本製品を取り付け後は窓がしっかりロックできているようで開けることはなくなりました。
キッチン
お母さんがよく出入りする台所。
後追いし始めるとお母さんを追いかけて、子どもが台所に入るようになります。
また、台所にお菓子やジュースがあると分かると、台所に入りたがるようになります。
台所で最も多い事故がやけどです。
コンロで火を通していたフライパンを触って落としたり、炊飯器の蒸気口を触ったりしてやけどする子どもが多いです。
子どもがフライパンなどの調理器具を触って落とさないように、調理器具の取っ手を奥に向ける、子どもの手が届かない場所に炊飯器を置くなどの工夫をしましょう。
また、包丁を棚に片付けているご家庭が多いと思います。
子どもが棚を開け閉めできないように、ストッパーを付けましょう。
私は「MAVEEK(マビーカ) ドアロックストッパー」を使っています。
我が家は茶色系統の家具が多いので、茶色いストッパーを付けていても目立たないのがありがたいです。
家具が茶色系統でなくても、茶色いストッパーはどのような色の家具にも合うので、部屋のデザインを崩さずに済みます。
MAVEEK(マビーカ) ドアロックストッパーの口コミ
なによりも細めで場所を取らず、色もシックな家具に合うのが気に入っています。
数も入っていますし、1週間ほど経過しましたが外れたり子供に攻略される気配もなく快適です。
とても良い商品でした^^
粘着テープはしっかりして、子供がひっぱったくらいでは剥がれなかったので、引き出しの数分追加購入しました。
もちろん、子どもが台所に入らなければ、台所での事故は防げます。
リビングと台所の間にベビーゲートを取り付ければ、子どもの手が届かない場所にやけどするおそれがある物を移動させたり、棚にストッパーを付けたりする必要はありません。
私のおすすめは「日本育児 ベビーズゲート ホワイト NI-4006」です。
突っ張り棒と同じ要領で簡単に取り付けられます。
また、片手で鍵を開けられるので、片手に荷物を持っていても大人は簡単に通ることができます。
台所だけでなく階段にも取り付けられるので一つは持っていると便利ですよ。
日本育児 ベビーズゲート ホワイト NI-4006の口コミ
左右のつっぱりを利用して固定するゲートとなっており、5mmほどの当て木を使って固定しています。
10kgを超えた子供がしがみついても倒れず耐久性は高いと感じました。
ゲートの開閉も一度上に持ち上げてからでないと開かない構造になっており、この点も気に入っています。
簡単に設置できました。扉が付いていますので、台所への導線確保も良いです。
開け方がちょっと特殊なので、子供には開けれないと思います。
ドア
子どもがドアの取っ手に手が届くようになると、面白がってドアを勢いよく閉めたり開けたりします。
閉める時には手の指をはさんだり、開ける時には足の指を挟んだりする可能性があります。
その時は痛くて大泣きしていたのに、その痛みを忘れたのか次の日にはまたドアを勢いよく開け閉めしていました。
一度注意しただけで理解できる子どもはいません。
ドアで遊んだら叱る、勢いよく開け閉めをしたらゆっくり開け閉めをするように根気強く何度も話しましょう。
また、私達大人もドアをバタンバタンと勢いよく閉めがちです。子どものお手本になるように、丁寧にドアを閉めましょう。
浴室
子どもが小さいうちは、お母さんと一緒にお風呂に入るので、「ちゃんと見ているから大丈夫」「お風呂場には物をあまり置いていないから大丈夫」と軽く考えがちですが、お風呂場には子どもの興味をひく物がたくさんあります。
例えば、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア用品、ボディソープなどは、パッケージが綺麗なデザインなので、子どもの視界に入りやすいです。
また、おもちゃ感覚で面白がってポンプを押す可能性があります。
床にシャンプーなどが付いて滑って頭を打ったり、子どもが誤って飲んだりしてしまうかもしれません。
子どもの手が届かない場所に置きましょう。
また、お風呂場で最も怖いのが溺れる事故です。
お風呂に入った後に浴槽にお湯をためたままにしていると、子どもが浴槽をのぞき込んで転落し、溺れてしまうおそれがあります。
翌朝、残り湯を使って洗濯するご家庭も多いと思いますが、子どもが小さいうちは、お風呂に入った後はお湯をすぐに抜いて浴槽を空っぽにしておきましょう。
また、お母さんが髪や顔を洗っている間は、目を閉じているので、子どもの様子が分かりませんよね。
二度手間にはなりますが、
子どもが一人で上手に湯船の中で立てるようになるまでは、子どもと一緒にお風呂に入る時にお母さんは髪や顔を洗わないようにし、子どもが寝てから洗うようにしましょう。
まとめ
窓やベランダ、台所、ドア、お風呂場など、子どもの事故が起きやすい場所別に、対策を紹介しました。
トイレに行っている間や来客者の相手をしている間など、お母さんが一日中子どもを見守るのは難しいです。
また、「私が見守らないといけない!」と意識し続けていると、お母さんの気が張りつめてストレスがたまってしまいます。
事故防止グッズを上手く活用して、安全に、楽に子育てをしてくださいね。