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ここ数年、1年で2%ずつ、利用者が増えているといわれているウォーターサーバー。
ウォーターサーバーを設置する病院やオフィスが増え、いつでも、誰でも、気軽に、水分補給をできるようになりました。
ウォーターサーバーをご家庭に設置しようと考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、ウォーターサーバーの安全性や必要性、デメリットについて紹介します

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第1章:「ウォーターサーバーって安全なの?」

ウォーターサーバーの水は、なんとなく安心感がありますが、本当に安心して良いのでしょうか?
そのまま飲んでも良いのでしょうか?
ウォーターサーバーの水やボトル、本体の安全性について、説明します。

(1)ウォーターサーバーの水

日本を訪れた外国人が、水道水を空の水筒やペットボトルに入れて持ち歩くぐらい、日本の水道水は、世界的にも安全で美味しいといわれています。

しかし、1990年代に、環境ホルモンによる環境汚染が明らかになり、水道水をそのまま飲むことに不安を感じて、水道の蛇口に浄水器を取り付ける家庭やウォーターサーバーを設置する家庭が急増しました。

また、地震や豪雨などの災害が頻発する近年では、ガスや電気、水道を自由に使えないという事態に備えて、煮沸消毒がいらない飲料水を備蓄する目的で、ウォーターサーバーを設置する家庭がますます増えています。

つまり、ウォーターサーバーの水は、多くの人から、「安全性が高い」と認識されているということです。

では、科学的に、ウォーターサーバーの水の安全性はどうなのでしょうか

ウォーターサーバーの水には、「天然水」と「RO水」の2種類があります。

天然水は、放射能汚染の影響がない、富士山の麓である山梨県や静岡県、アルプス山脈がある長野県などの深い地層から採水されています。
地下水を原水としているので、環境汚染や放射能の影響が検出されません

また、採水後、ろ過や非加熱殺菌などの処理を加えることで、安全性の高い飲み水が作られます

一方、RO水は水道水を原水としていますが、水分子以外には何も通すことができない、非常に目の細かいフィルターで、水をろ過します。
ろ過することで、塩素や細菌はもちろん、放射能性物質であるヨウ素やセシウムなども除去され、安全性の高い飲み水が作られます

つまり、ウォーターサーバーの水は、科学的にも、安全性が高いのです

(2)ウォーターサーバーのボトル

ウォーターサーバーで使われているボトルには、再利用方式や使い捨て方式などの種類がありますが、最近では、エアーレス方式が注目されています。

エアーレス方式とは、水が入っているボトルが、給水する過程で凹んで潰れていくもの。
水が空気に触れないので、空気中の雑菌などが水に入り込みません

また、エアーレス方式以外でも、ウォーターサーバー内に殺菌する機能が設けられているので、最後まで綺麗な水を使うことができます。

(3)ウォーターサーバー本体

ウォーターサーバー本体の中で、カビが発生しないかと、心配する方も多いのではないでしょうか?
ウォーターサーバーには、定期的に、自動的に洗浄する装置、一定間隔で熱湯消毒を行う装置を備えているものがあります。

また、既に使っているウォーターサーバーを、メンテナンスしたものと交換するサービスを提供している会社もあります。

毎日、安心して水を使うことができますよ。

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第2章:「赤ちゃんのミルクや子供にも大丈夫?」

赤ちゃんや5歳以下の子どもの内蔵機能は未熟で、ミネラルやカルシウムを大量に摂取すると、下痢を引き起こしてしまうことがあります。

赤ちゃんのミルクや離乳食作り、子どものおやつ作りには、ミネラルやカルシウムを豊富に含む、硬度の高い「硬水」ではなく、硬度の低い「軟水」を使う必要があります。

では、ミルクや離乳食、おやつなどを作る時に、軟水であること以外に、どのような水を使えば良いのでしょうか?

結論からいえば、赤ちゃんの身体に対する安全面でも、手間を省くという面でも、ウォーターサーバーの水がオススメです。
水道水、市販のミネラルウォーターと比較してみましょう。

(1)水道水

日本の水道水は、厚生労働省が定めた水質基準をクリアした水で、質が良いうえに、軟水に分類されるため、赤ちゃんのミルクや離乳食、おやつ作りに使うことができます。
しかし、貯水タンクに虫の死骸や埃が溜まるなど、家庭に運ばれるまでの過程で、水質が劣化してしまう可能性があります。

また、水道水に含まれる残留塩素(カルキ)は赤ちゃんの身体に負担を与えてしまうので、70度以上に煮沸して、カルキ抜きをする必要があります。
1度カルキ抜きをすると、その沸騰した水から塩素がなくなっているため、細菌が繁殖しやすくなっています。

つまり、ミルクや離乳食を作る度に、煮沸しなければいけないのです。

(2)市販のミネラルウォーター

ミネラルウォーターというと、自然の水をそのままボトリングしているイメージがありますが、自然の水は飲料水に適していないため、加熱処理などをして、厚生労働省が定めた水質基準をクリアして、ボトリングしています。
ミネラルウォーターには、軟水と硬水があり、軟水であればそのまま使うことができますが、開栓後は冷蔵庫に保管したり、早めに使いきったりしなければいけません。
また、ミネラルウォーターのような重い物を買って帰るのは、産後間もないお母さんには大変です。

(3)ウォーターサーバーの水

多くのウォーターサーバーは、蛇口をひねるだけで、80度程度のお湯がすぐに出ます。
その都度、煮沸してカルキ抜きをする必要がなく、また、水の入ったボトルを玄関まで届けてくれるので、重い物を持って帰る必要がないというメリットがあります。

しかし、ウォーターサーバーなら、どれでもいいというわけではありません。
軟水であることボトルの交換が簡単であることの他、チャイルドロックがついているウォーターサーバーを選びましょう。

お母さんが目を少し離している間に、子どもが蛇口をひねってしまい、熱湯で火傷するという事故が毎年発生しています。
子どもが触っても事故が起きないよう、チャイルドロックがついていると安心です。

第3章:「ウォーターサーバーって必要?」

ウォーターサーバーが便利だということはお分かりいただけたと思いますが、ウォーターサーバーは必要なのでしょうか?
ウォーターサーバーのデメリットを紹介しますので、必要性がデメリットを上回るかどうか、考えてみてください

(1)場所をとる

ウォーターサーバーを設置する際には、コンデンサー(ウォーターサーバーの熱を放つところ)が上手く機能するように、壁から10cm程度のスペースを空けなければいけません。
ウォーターサーバーの底面積は30cm×60cm程度なので、最低でも30cm×70cmのスペースは必要です。

また、ウォーターサーバーの設置場所には制限があります。
屋外や直射日光が当たる場所、熱源がある場所や湿度の高い場所には置けません

ウォーターサーバーを一般家庭で設置する場合、台所に置くのが便利ですが、台所でそのようなスペースを確保できるか、事前に計測しておきましょう。

ウォーターサーバーのボトルには、1ヶ月間に購入しなければいけない最低本数が定められています。
契約する会社によって異なりますが、毎月2本以上は購入しなければいけません。

ボトルは一本あたり12リットルで、賞味期限があります。
開封後、2週間以内に使いきらなければいけないボトルもあり、家族の人数が少ないご家庭、水をあまり使わないご家庭で、1ヶ月に24リットルもの水を使うのは大変です。

ウォーターサーバーの水を何に使うのか、1日にどのぐらい使うのかなどを把握して、使用量と宅配量を照らし合わせましょう

(3)電気代が高い

ウォーターサーバーには、5度~10度に常に保たれている冷水、80度~90度に常に保たれているお湯があります。
冷水やお湯を使いたい時にすぐに使えるのがウォーターサーバーのメリットですが、逆に、この冷水温水機能が電気代を高くしてしまうというデメリットにもなっているのです。

しかし、ウォーターサーバーでお湯をすぐに使えるので、ガスや電気でお湯を沸かす必要がありません。
その分のガス代や電気代を節約できると考えると、家計には影響があまりないかもしれませんね。

最後に

ウォーターサーバーの安全性、水の特徴について紹介しました。
水をたくさん使うご家庭で、且つ、スペースを確保できるなら、ウォーターサーバーの設置を積極的に検討してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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