最近のベビーカーは、「A型」や「B型」をはじめ、さまざまなタイプがあり、デザインが豊富です。
ベビーカーを見ているだけでも、赤ちゃんとのお出かけが楽しみになりますね。
一方で、ベビーカーは決して安い買い物ではないので、どのように選んだらいいか悩むお母さんも多いのではないでしょうか。
ベビーカーの選び方、セカンドベビーカーの選び方について、紹介します。
ベビーカーの選び方
ベビーカーの選び方には、次の3つのポイントがあります。
- 安全性
- 重量
- 操作性
では、それぞれ詳しく見てみましょう。
安定性
「揺さぶられっこ症候群」という言葉があるように、生まれたばかりの赤ちゃんの身体や脳は刺激を受け易く、とてもデリケートです。走行中の振動や衝撃が赤ちゃんに伝わりにくいベビーカーがいいというお母さんは、安定性を重視したベビーカーを選びましょう。
地面の凸凹や線路の溝を気にせずに走行できる、A型ベビーカー、三輪ベビーカーがオススメです。
重量
公共交通機関で移動することが多いお母さん、エレベーターがない集合住宅に住んでいるお母さんは、軽量なベビーカーを選びましょう。
バスや電車を乗降する時、階段を上り下りする時に、片手で赤ちゃんを抱っこして、もう片方の手でベビーカーを折り畳んだり、広げたり、持ち運んだりしなければいけません。
また、庭がなく、玄関が狭い集合住宅では、ベビーカーの収納スペースを確保することが難しいですよね。
軽量でコンパクトなB型ベビーカーやバギーがオススメです。
操作性
坂道や曲がり角が多い地域に住んでいるお母さん、日傘や荷物を手に持つので、片手だけでベビーカーを楽に動かしたいお母さんは、操作性を重視したベビーカーを選びましょう。
前輪が一つで、小回りがきき、方向転換し易い三輪ベビーカーがオススメです。
走行中の振動や衝撃が赤ちゃんに伝わりにくくて、軽量でコンパクトで、片手で楽に動かせるベビーカーを選びたいというお母さんはどうしたらいいのでしょうか。
それぞれのベビーカーにメリット、デメリットがあり、重視するポイント、妥協するポイントを考えて、ベビーカーを選ばないといけませんが、大切な赤ちゃんのためにも、できるだけ妥協はしたくありませんよね。
そんなお母さんの悩みを解決してくれるのが、「セカンドベビーカー」です。
セカンドベビーカー
「セカンドベビーカー」とは、既にベビーカーを持っているけれども、赤ちゃんの成長にあわせて改めて購入する、2台目のベビーカーのことです。
また、生後間もない頃を抱っこ紐で過ごし、赤ちゃんの首や腰がすわる生後7か月以降に初めて購入するベビーカーのことも指します。
セカンドベビーカーを買わずに、赤ちゃんが生まれてから使っているベビーカー(ファーストベビーカー)を、使い続けるお母さんもいます。
赤ちゃんとお母さんが使い易ければ、もちろん、セカンドベビーカーを用意する必要はありません。
「今まで抱っこしてきたけど、赤ちゃんが重くなってきた!」
と困っているお母さんは、是非、セカンドベビーカーの購入を検討してみましょう。
セカンドベビーカーの選び方
赤ちゃんが成長すると、公共交通機関を利用する機会が増えます。
混み合う電車やバスにベビーカーを持ち込むと、人目が気になりますよね。
赤ちゃんと手を繋いだり、赤ちゃんを追いかけたりできるように、片手をあけておきたいものです。
しかし、ファーストベビーカーとして選ぶベビーカーは、安定性や操作性を重視した、重くてかさばるタイプが多く、お母さんが片手で操作するには不便です。
セカンドベビーカーを選ぶ時には、軽量で、コンパクトで、楽に持ち運べるというポイントを重視しましょう。
セカンドベビーカーには、B型ベビーカーやバギーがオススメ
B型ベビーカーやバギーは、A型ベビーカーをはじめ、他のベビーカーに比べて軽量で、コンパクトです。
また、リーズナブルなベビーカーが多く、セカンドベビーカーとして気軽に購入しやすいです。
普段はお昼寝をあまりしない赤ちゃんも、動き回って疲れると寝てしまいます。
お昼寝する赤ちゃんには、身体に負担がかからないよう、リクライニング機能がついているB型ベビーカーを用意してあげましょう。
また、軽さだけにこだわらず、日本の安全基準をクリアしているかどうか、しっかりチェックしてくださいね。
最後に
赤ちゃんの成長に伴って、赤ちゃんとお母さんの生活スタイルは変化します。
今使っているベビーカーを不便に感じているお母さんは、お店に足を運んで、久しぶりにベビーカーを見てみましょう。
お母さんになってしばらく経った今だからこそ持っている視点で、ベビーカーを見ることができるかもしれません。赤ちゃんとお母さん二人にとって使いやすいベビーカーに出会うことができれば、お出かけがもっと楽しくなりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。