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年末が近付くと、お歳暮をなんとなく贈っていませんか?お歳暮を選びながら、「あの人には、そろそろお歳暮をやめてもいいんじゃない?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
また、逆に、「お歳暮を貰ったから、贈り返しているだけ」という方もいるのではないでしょうか?
でも、一度お歳暮を贈るとやめづらいですし、相手のせっかくの厚意を断りづらいですよね。
今回は、自分から贈るお歳暮のやめ方、相手から届くお歳暮のやめ方について紹介します

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第一章:自分から贈るお歳暮のやめ方

お歳暮には贈らなければいけない回数などの決まりがないので、お歳暮をスパッとやめてもいいのですが、スパッとやめることに抵抗がある方もいると思います。
お歳暮をやめることで、相手との関係に亀裂が入るのも嫌ですよね。
やめる相手の決め方を含めて、やめ方を紹介します

 

(1)やめる相手を決める

まずは、お歳暮の送付先リストを見て、やめる相手を決めましょう

お歳暮を贈り始めると、相手からもお歳暮が届き、毎年贈り合い続けるようになります。
お歳暮を贈り始めた頃は、本当にお世話になっていた方なのだと思いますが、その中に、今でもお世話になっている方はどのぐらいいるでしょうか?

「そろそろ、この人には贈るのをやめたいなぁ」と思う方はいませんか?

付き合いのない相手に、お歳暮を贈り続けることは、お歳暮を贈り返したり、お礼の連絡をしたりする相手にとっても、負担になっている、気を遣わせている可能性があります。
感謝の気持ちを相手に十分伝えたと思えるのであれば、お歳暮をやめてしまうほうが、自分にとっても、相手にとっても良いかもしれません。

お歳暮は「お世話になった方に対する、年末のご挨拶、お礼」として、日頃の感謝の気持ちをこめて贈るものです。

つまり、今はもうお世話になっていない方、疎遠になった方がやめる対象になります。
昔の上司や先生、長い間会っていない、連絡を取り合っていない親戚などでしょう。

また、お歳暮を贈らなくても、感謝の気持ちが十分に伝わっているような親族、親しい知人についても、お歳暮を引き続き贈るかどうか、見直してはいかがでしょうか?

ポイント
母の日や父の日、敬老の日や誕生日など、プレゼントを贈る機会はたくさんあります。
帰省する際には、手土産を渡していませんか?
このような機会に、感謝の気持ちを伝えられているのであれば、お歳暮を贈らなくてもいいかもしれません。

(2)やめ方とやめるタイミング

お歳暮をやめる相手を決めても、何年も贈り続けてきたお歳暮を、突然やめることは勇気がいります。
しかし、今後も付き合いが全くないのであれば、突然やめても問題ないでしょう。

例えば、結婚式の仲人には、最低でも3年間贈れば良いとされています。
これは、仲人との縁は3年切りといわれているためです。
仲人以外に贈るお歳暮の期間は、特に決まっていませんが、疎遠であれば、お歳暮をやめることを伝えずに、3年間でやめても問題ないでしょう。

もし、3年以上贈り続けている場合は、きりが良い5年、10年でやめるのがオススメです。
突然やめることに抵抗がある方は、お歳暮をやめる前に、「お歳暮をやめる」ことを伝えてみてはいかがでしょうか?
お歳暮をやめることを伝えるタイミングには、以下のようなタイミングがあります。

電話で話した時に伝える

お歳暮を贈ったら、相手からお礼の電話をもらうことがあります。

その際に相手から、「今後は、お気遣いなく」という、お歳暮を贈らなくてもいい旨の言葉があれば、「お言葉に甘えて、今後のお歳暮は失礼させていただきます。」と返答すると共に、「今後とも宜しくお願い致します。」と一言添えましょう。

自然な流れで、お歳暮をやめられますし、お歳暮をやめても、良好な関係を継続したい気持ちが伝わり、印象が悪くなることはありません

環境の変化と共に伝える

長年お世話になった相手であれば、転勤や部署の移動引っ越しなどをした時に、葉書でお知らせしますよね。
その際に、「今後のお歳暮を失礼させていただきます。」というメッセージを書きましょう。

部署や住所が変わると、相手とますます疎遠になることもあり、相手に理解してもらいやすいです。

また、子どもが学校に入学した年の暑中見舞いで、メッセージを書くのもいいですね。
子どもが大きくなると、何かと物入りになります。こちらも、相手に理解してもらいやすいタイミングでしょう。

会った時に伝える

気心が知れた両親なら、気軽に「そろそろやめない?」と言ってみましょう。
もし、兄弟など、自分以外にも、両親にお歳暮を贈っている人がいるなら、家族全員が揃っている時に言うと、一斉にやめるきっかけになります

両親に贈るのを自分だけがやめたい場合、自分だけでなく兄弟もやめたい場合など、状況にあわせて、切り出すタイミングを工夫しましょう。
普段から感謝の気持ちを伝えられていれば、反対する両親や兄弟は少ないと思います。

もし、突然やめることにも、やめると伝えることにも抵抗がある方は、段階を踏んでやめてみてはいかがでしょうか

今回が最後である旨を伝える

最後にしたいお歳暮に、

今までお世話になったという感謝の気持ちと共に、今後は気楽に付き合いたいことを綴った手紙を添えます。
表書きをお歳暮から「感謝」に変えると、最後であることが相手にハッキリ伝わります。

徐々にやめる

単刀直入に伝えられない方は、お歳暮やお中元の金額を徐々に減らし、遠まわしに、やめる旨を伝えましょう。
相手が、お歳暮の金額が徐々に減っていることに気付けば、お歳暮をやめたいことにも気付くはずです。

また、お中元も贈っている場合は、お中元を暑中見舞いに代えて、お歳暮だけ贈るのもオススメです

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第二章:相手から届くお歳暮のやめ方

自分はお歳暮をやめたいのに、相手からお歳暮が届くとやめづらいもの。
このような場合は、
相手にお礼の電話をかけたり、お礼状を書いたりする時に、今後はお歳暮を辞退したい旨を伝えるのが良いでしょう

電話では、お歳暮をやめたいことを伝えづらいと思います。
そこで、「今後は気楽にお付き合いしませんか?」など、フランクに提案してみましょう。
「やめたい」と伝えるよりも、提案形で持ちかけるほうが、相手の厚意を受け取っている姿勢が伝わります

お礼状なら、電話よりもハッキリ伝えられると思いますが、声色が分からないぶん、文言に注意する必要があります。

お礼状に、
・お歳暮を贈ってくれたことに対する感謝
・品物対する感想
・今後はお歳暮を辞退したいこと
・今後も良好な関係を続けたいこと

を書きましょう。

相手に感謝の気持ちが伝われば、相手を不快にさせたり、失礼にあたったりしません。
相手もなんとなくお歳暮を贈り続けていたなら、やめるきっかけができて、喜ばれるかもしれません。

第三章:広がりつつある風潮、「虚礼廃止」とは

虚礼とは、「心がこもっていない、意味のない形式的な儀礼」をさします。
最近では、虚礼廃止(形式的な儀礼を廃止する)の風潮が、企業間や個人間で広がりつつあります。

お歳暮も虚礼廃止に該当する一つです。
以前は、お歳暮を辞退されると、「もう、関係を続けたくないということか」と捉える方もいました。
しかし、虚礼廃止という言葉が浸透しつつある今、相手に自分の気持ちや辞退する理由が十分に、正しく伝われば、相手も悪い方向には捉えないでしょう
相手が虚礼廃止を導入している企業に勤めていれば、お歳暮の辞退について、理解を得られやすいかもしれませんね。

まとめ

自分から贈るお歳暮のやめ方、相手から届くお歳暮のやめ方について、やめる対象、やめるタイミングを含めたやめ方を紹介しました。

今は付き合いがないのに、お歳暮をだらだら続けても、自分にとっても、相手にとっても、お互いに良くありません。
今の関係と今後の関係を照らし合わせて、やめる相手を決め、相手の立場や性格にあわせたやめ方をしましょう。

突然やめることに抵抗がある方は、やめることを伝えるなど、ワンクッション置けば、やめやすくなります

また、お歳暮だけが感謝の気持ちを表す手段ではありません。
日頃から、電話をしたり、直接会ったりするなどして、感謝の気持ちをこまめに伝えましょう

最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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