※ 本ページはプロモーションが含まれています。

みんなでバーベキューを楽しんだ後の炭の処理ってどうしていますか?

実はキャンプ場でも多くのグループがNGな方法で処理しているのを見かけます。
あなたは、正しい方法で炭の処理をしていますか?

炭は正しく処分しないと危険な場合もあるので、基本の処理方法をしっかり確認して後始末するようにしましょう。

今回は、やりがちな間違った炭の処理方法と、正しくスマートな炭の後始末の方法をご紹介します。

正しい炭の後始末の方法を知り、バーベキューを楽しんでください。
 

スポンサーリンク
  
 

目 次 ーお好きなところからお読み下さいー

実はNGな炭の処理方法

キャンプ場に来ている人たちの炭の処理方法を見ていると、ものすごく危険な方法で後始末している人たちを見かけることがあります。
良く見る実はNGな炭の処理方法をご紹介します。
 

①BBQグリルに水をかける

一番やりがちな方法がBBQを終えたばかりのグリルに水をかける方法です。
この方法は絶対にやめましょう

水をグリルの中の炭にかけてしまうと、一気に水が蒸発して高温の水蒸気でやけどの恐れがあります
また水蒸気と一緒に大量の灰が舞い上がるので、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。
そして高温の金属製のグリルに水をかけてしまうと急激に冷えて変形や破損の原因になったりします。
 

②土に埋めてしまう

「炭は木でできているから…」といって、炭をキャンプ場の土に埋めて帰る人たちも時々見かけますがNGな処理方法です。

まず、炭は化学的に見ると炭素の集まりでダイヤモンドなどのように安定した物質です。
放っておいても木のように腐って自然に帰ることはありません。

また、水をかけて火を消してから埋めたつもりでも、炭の中では熱が残っていて燃焼が続いてる場合もあります

過去には消えたと思って炭を土にまいて、山火事が起こり1億9000万円もの被害額が発生した事例もあります。
【参照記事】
 

では、BBQ後の炭はどのように処分するのが正しいのでしょうか。3つの方法をご紹介したいと思います。
 

スポンサーリンク

 

覚えておきたい正しい炭の処理方法

炭を処分する時の大原則は「捨てない」「埋めない」です。

BBQ場によっては炭捨て場があるところもありますが、基本的にはBBQが終わったらしっかり火を消して持ち帰るつもりでいましょう。
使い終わった炭は「燃えるゴミ」として処分できます。

炭捨て場に捨てるにしても、持ち帰るにしても、以下の方法でしっかり火を消してから処分するようにします。
 

①「燃え尽きる」のを待つ

火を消すのにかかる時間 2~3時間

この方法が道具も必要なく一番簡単な方法です。炭は燃焼させ続けると灰になり、ゴミの量も減るため持って帰るのも楽になります。

BBQが後半にさしかかったら、炭を追加するのをやめて、残っている炭を燃焼させ続けるようにしましょう

また覚えておきたいアウトドア知識の一つですが、灰はBBQ場では洗剤代わりに使用できます。
灰はアルカリ性で、油汚れは酸性です。そのため油で汚れた鉄板に灰を付けてたわしでこすると簡単にキレイにできます。

ただし、炭が燃え尽きるのに数時間はかかるため、日帰りで時間の余裕がない時にはこの方法が使えないこともあります。
その場合は下の2つの方法で炭を処分しましょう。
 

②「水入りバケツ」を使う

火を消すのにかかる時間 20分~30分

水入りバケツを使う方法が、一番手早く炭を処分できます。
必要なのは水の入った金属製のバケツだけです。
使い終わった炭を、一つひとつトングを使ってバケツの中に入れて消火します。

一瞬で火が消えたように見えますが、炭の中までしっかり消火するのには時間がかかるので、少なくとも20分から30分は浸けておきます
消火した炭は新聞紙などで包んでビニール袋に入れて持ち帰ります。

水入りバケツを使う方法は早くて簡単ですが、注意が必要なポイントもあります。
まず金属製のバケツを使用すること。プラスチック製のバケツだと熱い炭が接触して溶けてしまうことがあります。
また真っ赤に燃えている状態の炭にはこの方法は使えません
まだ真っ赤な炭を入れてしまうと、爆ぜて細かい破片が飛んでくる危険性があります。

そして消火が終わって濡れている炭にはかなり独特の臭いがあるため、新聞紙を使う、袋を2重にする、といった対策をしましょう。

 

③「火消し壺」で消し炭の再利用

火を消すのにかかる時間 1時間

水入りバケツを使う方法より時間はかかりますが、火消し壺を使う方法が一番安全です。

火消し壺とは、炭の火を消すための専用の容器のことで、炭を入れて蓋を閉じることで酸素の供給を断って消火します。
真っ赤な炭でも大体1時間ほどで消火できるので、後片付けの最初に火消し壺に入れると帰る頃には消火が終わっています。

一つ注意する点として、火消し中の壺はとても熱くなるので子どもたちなどが触らないようにしましょう
持ち運ぶ時にも革手袋などがあると便利です。

火消し壺を使うメリットとして、「消し炭の再利用」があります。一度燃焼させた炭は着火しやすい特徴があるため、次回BBQを楽しむ時に着火剤の代わりとして利用でき、火おこしが楽になります。

そのためBBQを時々する方なら一つ持っておいて損はないでしょう。アウトドアブランド品でも5,000円前後で購入可能です。

おすすめはグリーンライフの火消し壺です。火おこしも兼用しているので、
使い終わった炭に新しい炭を足せばそのまま次回火おこしが楽々できます。
消し炭の着火のしやすさと火おこしの煙突効果で、驚くほど簡単に炭がおこります。

2,000円弱とリーズナブルながら、安心の蓋ロック機能と折りたたみ式のハンドルが取り付けられているので、使いやすさも良く、コストパフォーマンスに優れています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

グリーンライフ 火起し兼用火消し壺 HOT-150
価格:1669円(税込、送料別) (2018/3/5時点)

最後に

マナーを守ってスマートに炭の後始末

BBQをみんなで楽しんだ後の炭の処理方法をご紹介しました。

炭は間違った方法で処理すると怪我や火事につながることもあります

ご紹介した3つの方法で、マナーを守ってスマートに炭の後始末をするようにしましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
こちらも参考にしてください。
BBQでの炭の選び方と火の点け方のポイントと点け方、火力調整の方法
 
 

スポンサーリンク


 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事