素材の組み合わせによって静電気対策は出来ます!
寒い時期、誰もが「バチッ」って痛い思いをしたことありますよね。
そう、原因は静電気です。その静電気を溜めないようにしたいものです。
衣類の素材の組み合わせによって出来るんです。
これを知っておけば、あなたは静電気を怖がることはありません。
静電気対策は衣類(素材)の組み合わせで
まず、静電気はどのようにして起きるのでしょう。
冬は寒いので、重ね着をしますよね。
重ね着をするということは、服と服が擦れて摩擦により静電気が起き、
起きた静電気が服や身体に帯電するんです。
そして、金属などに触った瞬間「バチッ!」と放電するんです。
その電圧は3,000ボルト~10,000ボルトと言われています。
そんな、怖い静電気も衣類の素材選びで軽減できますので、覚えておきましょう。
ご存知のように、電気は(+)プラスと(-)マイナスがあります。
ここで下の表を見て欲しいのですが、
衣類の素材にはその特性によって、(+)の電気が帯電しやすい素材と
(-)の電気が帯電しやすい素材があります。
ガラス
ウール
ナイロン
絹
レーヨン
木綿
麻 帯電しにくい
皮膚
アセテート
ビニロン
ポリエステル
アクリル
ポリウレタン
ポリエチレン
塩化ビニール (-)の電気を帯電びやすい素材
この表で上に行くほど(+)、下に行くほど(-)の電気が帯電しやすいのです。
ここで、覚えておいて欲しいのは、「(+)と(-)を組み合わせると静電気が発生します」
したがって、毛皮と塩化ビニールを着合わせると最悪で10,000ボルトくらいの静電気が帯電します。
逆に言うと
(同素材が一番静電気が起こりにくいと言うことです)
これを知っているだけで、随分違うと思います。
一度試してみてください。
余談ですが
原因は、ナイロン製のストッキングとスカートのポリエステル素材の裏地が引き合ったものです。
ストッキングをはくならシルクの裏地のスカート、ポリエステル製の裏地のスカートをはくならアクリルのタイツをはくと良いでしょう。
静電気対策には湿度も重要
静電気が起きやす条件の一つに「乾燥」があります。
湿度が35%を下回ると木綿などの天然素材でも静電気が起きるようになると
言われています。
静電気だけのことを言うと湿度が65%を超えると、静電気は発生しにくくなります。
また、発生しても自然放電で衣服なとに帯電しにくくなると言われています。
特に乾燥する冬では、室内も暖房することにより、さらに乾燥が進むことが多いので加湿器などで室内の湿度には十分気を付けるようにしましょう。
ちなみに、室内の最適な湿度は50~60%くらいと言われています。
帯電した静電気を逃がす方法
それでも静電気は発生し帯電します。そんな時の為の方法があります。
ドアなどに触る前に下のものを触るようにしましょう。
2.コンクリートやアスファルト
3.木の枠や壁
4.綿のハンカチ
5.ウェットティッシュ
6.静電気除去グッズを使う
ブレスレットやネックレスなどもありますが、お勧めはキーホルダーです。
キーホルダーで先に金属部分に触るだけです。価格も800円くらいであります。
まとめ
これから寒い冬です。
重ね着は、衣類の素材を考えて出来るだけ静電気が起きないようにしましょう。
静電気の帯電は、「バチッ!」と来るだけではなく、身体にも悪い影響があります。
それに、ほこりやウィルスなども引き寄せます。
静電気でパソコンが壊れたりということもあります。
上手く家具や壁などに触れ、逃がすように心がけましょう。
そうそう、手洗いも有効ですよ。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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