ある調査によると、年越しそばを食べる人は約80%以上にもなるそうです。
家で食べる人、お店で食べる人
作って食べる人、どん兵衛などインスタントですます人
と、色んな人がいます。
管理人が思うのはどん兵衛でも年越しそばを食べる人が結構いるのだと、
それほど、日本人に定着しているのだと改めて思いますした。
そんな年越しそばですが、いつ食べたら良いのでしょうか?
何故、年越しそばは食べられるようになったのでしょうか?
年越しそばはいつ食べる?
年越しそばは、晦日そばともいわれます。
晦日とは、その月の最期の日と言う意味です。
従って、12月31日に食べるものです。
では食べる時間は?
年越しそばを食べる時間は決まっていません。
31日中でしたら、いつ食べても大丈夫です。
但し、年が変わる前に食べ終わっていることが大切です。
調査によると
年越しそばを食べる場所は、
圧倒的に自宅(実家も含む)が多く約95%です。
その内、自宅てどん兵衛などのインスタントそばを食べる人が約10%もいます。
年越しそばを食べる時間帯は、
昼 食 約5%
夕 食 約50%
深 夜 約45%
となっていて「夕食派」と「深夜派」に分かれます。
一年の厄払いや翌年への願いを込めて食べるという意味から深夜に食べる人も多いみたいです。
食べる蕎麦の種類は
温かいそば 約70%
冷たいそば 約20%
インスタント 約10%
となっており、寒い時期なので温かいそばが多いようです。
大晦日に年越しそばを食べるのは何故?
そもそも、年越しそばが定着したのは、江戸時代の中期と言われています。
そして関東から全国に広がっていたようです。
江戸時代の商家で月末に食べていた「晦日そば」が大晦日だけ残ったとする説もあります。
年越しそばを食べる理由
2.そば粉の多いそばはプチプチと切れるところから、一年の苦労、厄災や借金を「一年の悪いものを断ち切る」とする説
(当時から借金は年を越さないのが良いとされていました。)
3.そばは、米ができないようなところでも獲れるので、強く育つため「健康の縁起」ため
4.金銀細工の職人が、飛び散った金粉や銀粉を集めるときにそば粉を練ったものを使っていたので、「お金を集める」という説
5.元禄時代の書物に、そはは健康に良い食べ物と紹介されたため、「体内を悪いものを出して新年を迎える」という説
6.鎌倉時代に、年末を越せない町人に「世直しそば」として、そば餅を振舞ったら、翌年から「町人の運が上向いた」のでという説
などがあります。
はっきりとした理由は分かりませんが、上に書いたように「商家が晦日そばを食べていた」
のは事実です。
その点からいうと、1~4番は全て当てはまるのかも知れませんね。
諸説いろいろとありますが、
要は「今年の悪いものは今年の内に落として、来年はもっと良い年にしましょう」という気持ちが込められているように思います。
おすすめの年越しそば
ここは、単にそば大好き管理人の戯言です。
興味のない方はスルーしてください。
蕎麦は「ざる蕎麦」というくらいこだわりがありまして、年越しそばもずっとざる蕎麦だったのですが、
3年前に「鴨汁そば」を食べて以来、年越しそばは鴨汁そばに変わりました。
冷たいそばを鴨から出るエキスと焼いたネギの温かい出汁で食べるともうたまりません!
今年の年越しそばは「鴨汁そば」にしてみませんか?
私は、出汁をとるのが面倒なので、岩手の佐々長醸造さんのめんつゆをベースに作っています。
まとめ
失礼しました。
そばの話しをかいてるとついつい・・・
毎年、多くの人が食べている「年越しそば」
「今年の悪いことは今年で終わりにして、来年はもっと良い年にしましょう」という願いが込められています。
今年は、理由を知って食べてると、もっとおいしいかも知れませんね!
一緒に食べている人にも教えてあげてください。
「あなたにとって、来年は良き年になりますように」願いを込めて、そば大好き管理人でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。