近年の猫ブームで、猫を飼うことをお考えの方も多いのではないでしょうか。
雑誌やペットショップで「どの猫にしよう?」と覗いてみると、種類が多すぎて悩みますよね
そこで今回は、特に人気の猫ベスト3を紹介いたします。
各々の猫種の性格や気を付けたいこと、飼育する環境や注意点も併せてご紹介します。
スコティッシュフォールド
丸い顔と目に、短い脚が特徴のスコティッシュフォールドは、猫ブームが始まって以来不動の人気を博しています。
このメス猫はスージーという名前で、後にスコティッシュフィールドの代名詞とも言える折れ曲がった耳をしていました。
今日のスコティッシュフィールドは、このスージーが生んだ白いメス猫を土台に繁殖され、一つの猫の種類として確立しました。
性格は人懐っこく、比較的飼いやすい猫と言われています。
特徴的な折れ曲がった耳は、生後3週間から1か月程度で折れ始めます。
生まれつき折れ曲がっている個体は全体も3割強で、耳が折れていないスコティッシュフォールも存在しています。
短い脚に折れ曲がった耳という姿は突然変異が原因なので、
スコティッシュフォールドを飼育する上で以下の点に気を付ける必要があります。
- 折れ曲がった個体は、汚れが貯まりやすいのでこまめなケアが必要
- 暑さに弱い性質があるため、特に夏場は室温に気を付ける
- 「遺伝性骨形成異常症」にかかりやすいため、後述する環境が必要となる
スコティッシュフォールドは突然変異で生まれた猫です。
そのため遺伝子疾患にかかりやすく、特に特徴的な短い脚は骨や関節の異常が高確率で起こりやすくなります。
このリスクを減らすためには、フローリングの上にカーペットを敷くなどして、脚にかかる負担を減らすことが重要です。
スコティッシュフォールドは、他の猫と比べて毛が厚く体温調節が難しい傾向にあります。
そのため、特に夏場はエアコンを付けるなどして室温調整に気を遣う必要があります。
マンチカン
ダックスフンドのような短い脚のマンチカンは、1944年に初めて存在を報告されましたが、第二次世界大戦後には一時その姿を消しました。
しかし戦後、ロシアやフランスなど世界各地で再び姿を見せ始め、本格的な繁殖が開始されたのは1983年以降と歴史が浅い猫種です。
繁殖されたマンチカンは、1991年アメリカ・ニューヨークで開かれたキャットショーで初めて公の場で披露されましたが、愛猫家の間でマンチカンは物議を醸すこととなりました。
その愛くるしい姿に魅了され、病気などのリスクのない健全な猫であると信じようとする人。
反対に、突然変異で生まれた猫を交配して、繁殖したことによる遺伝子疾患を心配する愛猫家や専門家たち。
この両者の議論は長く続きましたが、1995年に世界最大の猫の血統登録機関TICAによって一つの描種として認定されました。
好奇心が旺盛で遊ぶことが特に好きであるため、人間とおもちゃを使って楽しく遊ぶことができます。
しかし、TICAは純血種との交配を認めていないため、マンチカンの中でも人気の折れ耳のマンチカンはマンチカンと認められず、雑種となります。
悪徳ブリーダーは純血種同士を交配させて販売している場合もあるので、信頼できるブリーダーから購入するようにしましょう。
また、マンチカンは以下の3つの病気にかかりやすい傾向にあります。
1.椎間板ヘルニア
2.毛球症
3.遺伝病
マンチカンも、スコティッシュフォールドと同じく突然変異で生まれた描種です。
そのため、遺伝病による突然死や軟骨形成不全などが起こりやすいため、定期健診は欠かさず受けるようにしましょう。
そのため、同様にフローリングにはカーペットを敷くなどして、脚にかかる負担を減らすようにしましょう。
また、マンチカンは好奇心旺盛で遊び好きの猫です。
キャットタワーなどを用意し、上下運動ができる環境を整えましょう。
マンチカンの中でも人気の長毛種は、飲み込んだ毛玉が吐き出されず溜まってしまう毛球症が起こりやすいので、こまめにブラッシングしてお手入れをするようにします。
ノルウェージャンフォレストキャット
ふわふわの毛におおわれた猫で、耳が大きく、ラグドールやメインクーンと混同されてしまいがちですが、ノルウェージャンフォレストキャットの北欧で確立されている歴史ある描種です。
正確な記録は残っていませんが、その歴史は4,000年前にさかのぼるとまで言われています。
寒さが厳しい北欧で生き残るため、現在の長毛でやや大きめの猫の姿に落ち着きました。
ノルウェージャンフォレストキャットは、1979年代までの間に絶滅の危機に瀕しましたが、1975年にノルウェーの繁殖者たちによって描種クラブが設立され、1977年にはヨーロッパの描種登録機関に一つの猫の種類として登録されました。
特に若いころは遊びたいという気持ちが強く、じっとしていません。
大人になっても活発に動きたがるので、猫が自由に運動できる環境を整えるようにしましょう。
しかし、もともと寒い国で生きてきた猫なので、肥満や肥満から糖尿病にかかりやすい傾向にあります。
そのため、エサの量や回数に気を付けるようにします。
また長毛種なので、こまめにブラッシングを行い、皮膚の状態に異常がないのか確認するようにしましょう。
また、可能であれば壁などに高い場所を移動できる道を設置してあげましょう。
ノルウェージャンフォレストキャットは、主人に忠実で甘えん坊な性格です。
そのため、仕事に行っている間などで留守番させた時は、たくさん褒めてあげるようにしましょう。
まとめ
これから猫を飼おうとお考えの方は、今回ご紹介した3つの描種がおすすめです。
購入の際は、信頼できるブリーダーのもとで購入するようにし、それぞれの猫の特性に合った環境で猫を飼育するようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。