猫は犬と違って、表情や仕草で気持ちを把握するのが難しいと感じる飼い主さんが多いのではないでしょうか。
犬は人間のようにエヘッとかわいらしい笑顔を見せたり、
逆に酷く悲しい表情をしてみせたりと、表情を見ればだいたい犬の気持ちを把握することができます。
しかし、猫はどちらかというと無表情であることが多いですよね。
そこで今回は、猫の仕草に隠された気持ちのサインをご紹介いたします!
猫の仕草に隠された感情のサイン
犬は人間が見ても嬉しそうな表情をしながら、全力で尻尾を振って全身で喜ぶ表現をします。
猫も犬と同じように尻尾を大きく振ることがありますが、犬と同じように喜んでいるとは限りません。
それでは、猫の仕草に隠された感情のサインを一緒に見ていきましょう。
尻尾を大きく振る
尻尾は最も感情が大きく現れやすい部分です。
尻尾を大きく振っている時は、興奮気味に何かをアピールしている時と言われています。
例えば、エサを準備している飼い主に「早くエサをちょうだい」と言っている時などです。
また、尻尾をピーンと立てている時は、嬉しい時や甘えたい時とも言われています。
猫同士の好意的な挨拶の一つで、飼い主に対して行う場合は「大好き」といった気持ちが隠れています。
尻尾を大きく左右に振り、床に叩きつけるように振っている時はイライラしている時なので、
そっとしておくようにしましょう。
目をつぶる
目をつぶる行為は、周囲を警戒していないリラックスした状態です。
安全な場所や、安心して側に居られる飼い主の近くなどで見せる仕草です。
また、すぐに動けないような姿勢に居る時もリラックスしている時と言われています。
耳が横向きになりヒゲが後ろに倒れる
危険を感じたり、怖がっている時です。
猫は危険を感じたら耳が横に向いて、怖がっている時は耳が横に倒れます。
同時に瞳孔が開き、相手の動きを観察しています。
ヒゲも後ろに倒れるので、いつもよりボリュームの無さに気付くでしょう。
新しい大きな家具を運び入れた時、
来客などで見知らぬ人の出入りがあった時などに見られます。
無理になだめようとせず、落ちつくまでそっとしておきましょう。
片足を上げて立ち止まっている
すぐに逃げ出せるように片足を上げています。
来客など見知らぬ人の様子をうかがいに来た時などに見られます。
不用意に脅かしたり、無理に近づかないようにしましょう。
高い所に上る
猫は野生の頃に木の上に登ったり、休んだりしていました。
猫は警戒心が強い生き物なので、高いところから周囲を観察したがります。
また、ぶら下がることで脚から熱を放熱する効果があります。
そのため、猫が登っても良い高い場所を用意してあげましょう。
まとめ
今猫が何を考え、感じているのかを人間が把握することができます。
犬とは異なる猫の仕草や習性を把握し、
猫との暮らしを豊かなものにしていきましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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