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11月15日の七五三を控え、着物選びをされている方が多いのではないでしょうか。
特に、女の子の着物は色やデザインが豊富で迷ってしまいますよね。
女の子は3歳と7歳に七五三を行いますが、この時同じ着物を使いまわしても良いのでしょうか。

今回は、女の子の七五三の衣装の違いをご紹介いたします。
 
 

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目 次 ーお好きなところからお読み下さいー

3歳の七五三の衣装の違い

女の子の3歳と7歳の七五三の着物は、同じようで全く違います。

3歳の七五三で着る着物は、男女共通で帯を巻かない「三つ身」と言うゆったりとした着物を着ます。
三つ身は身頃と身丈の3倍の布で作られており、縫い目は脇だけにあるのが特徴です。
三つ身の着物の上に、襟付きのベストのような形をした「被布(ひふ)」を着るのが一般的です。
3歳の七五三で着る着物は、男女共通して小さな体の負担にならないように作られています

女の子の3歳の七五三の髪型

男の子とは違い、女の子はヘアーセットに気を使わなければいけません。
3歳の七五三はこの髪型にしなさいという決まりはありませんが、3歳という幼い年齢を意識した髪型がおすすめです

例えば、高い位置で2つ結びにしたり、お団子ヘアーにして着物と合わせた髪飾りを付けることで、幼さを残しながらも華やかに仕上げることができます

3歳の七五三は祝い着を使いまわせる

お宮参りで着用した祝い着は、男女ともに3歳の七五三に着ることができます。
祝い着はめいっぱい袖口が開いている「大名袖」ですが、七五三で着る着物は袖口が適度に開いています。

また、お母さんが赤ちゃんを抱っこして包み込むように結べるように、紐が高い位置に付いています。
着物自体は3歳で着る着物と全く同じなので、これらを仕立て直すことで3歳でも祝い着を着ることができます。

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7歳の七五三の着物の違い

7歳はもう小学校に通っている年齢なので、3歳の時と比べてぐっとお姉さんに成長しています。
7歳の七五三で着る着物は「四つ身」と呼ばれる着物で、一反の半分や三分の一の布を使って作られています。
身丈の4倍を身頃幅にし、後ろ幅から衿を取り、前身頃をつまみ縫いすることで、大人が着る着物の衽の形だけ作った子供用の着物を着ます。

7歳の着物は着物の着丈も種類も祝い着とは異なるため、お宮参りで着た祝い着を使いまわすことはできません

7歳の七五三で身に付ける小物は2つ

7歳の七五三は、江戸時代の武家女性が身に付けていた「筥迫(はこせこ)」という現代のポーチのような小物と「扇子」を胸元に入れます。
7歳から大人の女性と同じように長い帯を巻くことができます。
しかし現代では、締め付け感が少なく軽い「つけ帯」をつけることが多くなりました。
手には、筥迫や帯とお揃いのハンドバッグを持ちます

3歳の七五三ではかわいらしいピンクや赤の着物を着せますが、7歳の七五三は大人の女性の仲間入りを祝う意味があるので、落ち着いた色やデザインの着物を選ぶようにしましょう。

女の子の7歳の七五三の髪型

7歳の七五三はもうすっかり大人のお姉さんを感じさせます。
着物も3歳の時より落ち着いたデザインや色のものを選ぶようになるので、髪型も着物と合わせて大人の女性と同じようセットします。

定番なのが、髪の毛をゆるく巻きアップにする「ゆるふわアップ」です。

他にも、頭頂部をクロワッサン状に大きくまとめて、サイドはゆるく巻いた髪の毛をちらつかせる和風テイストの髪型が人気です

着物に合わせた大振りの髪飾りを付けることで、3歳よりもお姉さんで、でも大人の女性よりかは幼く演出することができます。

まとめ

3歳と7歳の七五三で着る着物は、一見似ているように見えますが全く違います

また、年齢に合わせた髪型や髪飾りを付けることで、3歳はかわいく7歳はきれいを演出することができます。

一生に一度のお祝いの儀式ですから、正しく着物を選ぶようにしましょう

最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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